「世人交わりを結ぶに黄金を須う」の意味とは?(出典)
【ことわざ】
世人交わりを結ぶに黄金を須う
【読み方】
せじんまじわりをむすぶにおうごんをもちう
【意味】
世の人は、人付き合いするのに金銭の力を基準にするということ。
金銭の多少で交際の深さが決まる、欲得ずくで軽薄な人情を嘆く言葉。
【出典】「張謂」の「長安壁主人に題す」
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「世人交わりを結ぶに黄金を須う」の使い方
世人交わりを結ぶに黄金を須うよね。
お金持ちと仲良くしておけば得をするって考えるわよね。
だからお金持ちは取り巻きが多いのか。
貧乏人と仲良くしても、友としては良くても出世に関わらないもんね。
「世人交わりを結ぶに黄金を須う」の例文
- お金のにおいがする人と交際したいと考える人が多く、世人交わりを結ぶに黄金を須うという。
- 大企業を辞めた途端連絡が途絶えた友人が増えたが、世人交わりを結ぶに黄金を須うと嘆く。
- 友人の基準は良い人か悪い人かではなく、世人交わりを結ぶに黄金を須うように自分に得か否かだ。
- 世人交わりを結ぶに黄金を須うというから、貧しい僕と友達でいてくれるの人は、真に良い人と言える。
- 僕は財閥の生まれであることを隠している。なぜなら世人交わりを結ぶに黄金を須うというので、金目当てでつきまとわれるのはかなわん。