【ことわざ】
積悪の家には必ず余殃あり
【読み方】
せきあくのいえにはかならずよおうあり
【意味】
悪事が積もり積もると、その家では報いを受けて、必ず災いが子孫にまで及ぶということ。
「余殃」は悪事の報いとして子孫に及ぶ災い。
【語源・由来】
「易経」坤卦から。
【類義語】
積悪の余殃
【対義語】
積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
【スポンサーリンク】
「積悪の家には必ず余殃あり」の使い方

健太くんは、いつも嘘をつくから、積悪の家には必ず余殃ありっていうように、きっと末代までよくないことが起こるんだから。

ええっ。そんな怖いこと言わないでよ。どうすればいいのかな?

嘘をつくことをやめて、良い行いをどんどん増やしていけばいいのよ。

そうなのか。今日から、まだ見ぬ子孫のために、心を入れ替えて生きてくぞ!
「積悪の家には必ず余殃あり」の例文
- 積悪の家には必ず余殃あり、あの家は、ゴミ出しルールを守らないから必ず悪いことが起こるだろう。
- 積悪の家には必ず余殃あり、あの人は、人の悪口ばかりいっているから、よくないことが起こるかもね。
- 積悪の家には必ず余殃あり、人の揚げ足ばかりとっていると、子孫まで苦しめる災いがあるかもしれないからやめておきなさい。
- 積悪の家には必ず余殃あり、悪いことばかりしていると、自分だけではなく子孫にまで累が及ぶよ。
- 積悪の家には必ず余殃あり、自分の行いを悔い改めないと、後々まで大変な目にあうことになる。