【慣用句】
腹鼓を打つ
【読み方】
はらつづみをうつ
「はらづつみ」とも読む。
【意味】
①たくさん食べて腹いっぱいになり、満足して鼓を鳴らすように、腹を叩いて音を鳴らすこと。
②腹を鼓がわりにして打ち鳴らすこと。
③天下太平で衣食が足り万民が生活を楽しむことをいう。鼓腹。
【出典】
「十八史略」五帝の「鼓腹撃壌 (こふくげきじょう) 」。
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「腹鼓を打つ」の使い方
ああー、たくさん食べてお腹がいっぱいだあ。
健太くん。そんなところで腹鼓を打っていないで片付けを手伝ってよ。
お腹がいっぱいで動けないよ。このまま眠ってしまいそうだ・・・。むにゃむにゃ。
こらー。仕事を放り出して眠るんじゃない!
「腹鼓を打つ」の例文
- 少し目を離したすきに、お皿の上のケーキがなくなったと思ったら、ソファの上で飼い犬のジョンが腹鼓を打っていました。
- 腹鼓を打つことができる時代が来るなんて、あの頃は想像もできなかったけれども、今は幸せです。
- ともこちゃんが作る料理はとてもおいしいので、いつも食べ過ぎて腹鼓を打つ。
- いつかあの店の料理を食べて腹鼓を打ってみたいものです。
- 大トロを腹鼓を打つほど思いっきり食べてみたいです。