「井渫えて食われず」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
井渫えて食われず
「渫えて」は「泄えて」とも書く。
「井渫えたれど食われず」ともいう。
【読み方】いさらえてくわれず
【意味】
才能のある人が認められずにいること。
「井渫えて食われず」ということわざは、才能があるのにそれを評価してくれる上司やリーダーに出会えないという状況を表しているんだよ。
そやから、「自分は才能あるのに、それを活かせる場所や人に出会えてない」っていう事を言うんやな。
たとえば、才能があるのにその能力を認めてくれる上司がいない、なんて状況に当てはまるんやろな。才能はあるけど、それを生かす機会がないってのは、ちょっと残念な事やな。
【出典】
「易経」
【語源・由来】
澄んだ井戸水があっても汲んでもらえないという意から。
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「井渫えて食われず」の解説
カンタン!解説
「井渫えて食われず」っていうことわざはね、すごく才能があるのにその才能を見てくれる人、使ってくれる人がいないっていう意味なんだよ。
たとえばね、井戸をきれいに掃除して水が透き通っていても、それをくみ上げて飲む人がいなければ、そのきれいな水は誰にも使われないままなんだ。
それと同じように、「井渫えて食われず」は、才能があるのにそれを見てくれる人がいない、認めてくれる人がいないという悔しい状況を表しているんだよ。このことわざは、自分の才能を活かす場がないと感じている人や、認められていないと感じている人の気持ちを表現するのに使われるんだね。
「井渫えて食われず」の使い方
ともこちゃんが生徒会長にならないなんて井渫えて食われずだよ。
今の生徒会長も優秀よ。
ともこちゃんほどの人はいないよ。なんで先生はともこちゃんを指名しなかったんだろう。
自分の思い通りに動く生徒会長の方が都合が良いんでしょうね。
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「井渫えて食われず」の例文
- 彼は優秀過ぎて、上司に煙たがられ井渫えて食われずだ。
- 井渫えて食われずという存在が少なくない現状は、日本にとって大きな損失だ。
- チャンスに恵まれず、彼のような人が井渫えて食われずという状況なのは嘆かわしい。
- 才能あふれるともこちゃんがお茶くみをしているとは、井渫えて食われずだな。
- 井渫えて食われずという人材を集め、適切な企業に紹介して能力を活かしてもらう仕事をしています。