【ことわざ】
命あっての物種
【読み方】
いのちあってのものだね
【意味】
どんな物事も、命があるからできる。
命にかかわるような、危険なことはできるだけ避けたほうがよいというたとえ。
命があるからなんでもできるが、死んでしまってはなにもできないから、命は大切にしなければならないということ。
【語源・由来】
「物種(ものだね)」とは、物事の根源という意味。
命という根源がなければ、なにもできないということが由来。
「物種(ものだね)」を、「物だね」(だ=助動詞、ね=助動詞)として使うのは誤り。
「命あっての物だね~。」と使うのは誤り。
「命あっての物だね~。」と使うのは誤り。
【類義語】
・命は物種(いのちのものだね)
・命のかけがえはない(いのちのかけがえはない)
・命あってのこと(いのちあってのこと)
【英語訳】
While there is life,there is hope.
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「命あっての物種」の使い方

ぼくはお父さんに伝えたいことがあるんだ。

なにを伝えたいの?

健康でいて欲しいから、お酒は控えてと伝えたいんだ。

そうね。命あっての物種ですものね。
「命あっての物種」の例文
- 命あっての物種だから、ここは慎重に進もうと声をかけた。
- 暴飲暴食をくり返していると健康を損ねてしまうよ。命あっての物種なのだから、健康には気をつけよう。
- 命あっての物種だ。臆病者と言われても今は逃げなくてはならない。
- 君にどれほど頼まれても、初心者の僕が世界最高峰への登山なんてしないよ。命あっての物種だよ。
- 祖母はいつも、命あっての物種なのだからと私の心配をしてくれている。
「命があるうちに」という意味で使うのは誤り。
「命あっての物種だから、元気なうちに遺言を書いておこう。」などと使うのは誤り。
「命あっての物種だから、元気なうちに遺言を書いておこう。」などと使うのは誤り。
まとめ
新しいことに挑戦するときには、危険がついて回ることもあるのではないでしょうか。
しかし、命あっての物種というように、命がなければ挑戦することも成功することもできません。
また、日常の生活の中でも健康に気をつけて、命を大切に日々を過ごしたいものですね。