「咽喉右臂の地」の意味(語源由来)
【ことわざ】
咽喉右臂の地
【読み方】
いんこうゆうひのち
【意味】
国を守る要となる地勢の険しい土地のこと。要害の地。
なるほどな。それはつまり、国を守るために大事な場所を指してるんやな。
それは山や川といった険しい地形で、防衛するのにええ場所、ってことやな。人間の体で言えば、大切な喉や右腕みたいなもんやね。それを守らなあかんということを教えてくれる表現なんやな。
【語源・由来】
咽喉と右臂と同じ位重要な場所という意から。
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「咽喉右臂の地」の解説
カンタン!解説
「咽喉右臂の地」っていう言葉は、国を守るのにめちゃくちゃ大切な場所、つまり、地形が厳しくて敵が侵入しにくい土地を指すんだよ。
人の体で考えると、咽喉(のど)や右の腕にあたるところだね。ちょうど、人が食べ物を飲み込むのに必要なのどや、物をつかむのに必要な腕のように、この場所がなくなったら、国が困る、というイメージだよ。
例えばね、山や川などで囲まれた場所が「咽喉右臂の地」で、敵がそこを攻めるのが難しいから、そこをしっかり守っておけば、国全体が安全になるんだ。
だから、この言葉は、とても大切な場所や位置を強調して、その重要性を教えてくれるんだよ。
「咽喉右臂の地」の使い方
ここは咽喉右臂の地だね。
飛行機がない時代、ここに攻め込むのは大変だったでしょうね。
重機がない時代、こんな所に城を建てるのもすごいよね。
建設中、何人犠牲になったのか知るのが怖いわよね。
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「咽喉右臂の地」の例文
- これはいい。四方を険しい山に囲まれ咽喉右臂の地だ。
- 咽喉右臂の地に城を建て優位性を保つ。
- 敵に攻められにくい咽喉右臂の地で、尚且つ見晴らしの良い場所が好ましい。
- 昔の城は咽喉右臂の地にあることが多いので、城見物に行くのは一苦労だ。
- 咽喉右臂の地にあり難攻不落の城と言われた。
それは地勢が険しいために防御に適していて、まるで人間の体でいう喉と右腕のような役割を持つ場所を言うんだよ。