「井に坐して天を見る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
井に坐して天を見る
【読み方】
いにざしててんをみる
【意味】
視野がせまく見識がないこと。
「井に坐して天を見る」ということわざは、視野や見識が狭いことを表しているんだよ。
なるほどな。つまり、「視野が狭い人」や「考え方が偏っている人」を指すんやな。
井戸の中から空を見上げても、見えるのはほんの一部分やけど、それが全てだと思い込んでしまう。これは、世の中広く見て、いろんな視点を持つ大切さを教えてくれることわざやな。
【語源由来】
井戸の底から上を見ると、視野が狭くなることから。
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「井に坐して天を見る」の解説
カンタン!解説
「井に坐して天を見る」っていうことわざはね、自分の視野や理解がとても狭い、つまり、見る世界が小さいことを指しているんだよ。
例えばね、自分の学校や町しか知らなくて、それ以外の世界について何も知らない人のことを表しているんだ。井戸の中に座って空を見上げても、見えるのはほんの一部だけでしょ? それと同じで、自分の経験や知識が限られていると、世界全体を理解するのは難しいんだよ。
だから、このことわざは「もっと広い世界を知ろう、自分の視野を広げよう」という意味も含んでいるんだね。
「井に坐して天を見る」の使い方
健太くん。新聞は読まないの?
読まないよ。ネットニュースでいじゃないか。
ネットニュースだと興味のあるニュースだけ見るでしょう。井に坐して天を見るになるわよ。
確かに、スポーツニュースしか見ていない。
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「井に坐して天を見る」の例文
- 多くの人と関わらないと井に坐して天を見るになる。
- 色んな本を読まない人は、井に坐して天を見る人間だ。
- 井に坐して天を見る君には真実を知ることはできないだろう。
- 田舎にいると井に坐して天を見るとなる。都会に出て見聞を広める。
- 仲が良い友人とだけ付き合うと楽で幸せだが、井に坐して天を見るとなりかねない。