【ことわざ】
石橋を叩いて渡る
【読み方】
いしばしをたたいてわたる
【意味】
用心の上にさらに用心を重ねて物事を行うこと。
【語源・由来】
語源・由来はありません。壊れるはずのない強固な石の橋を、一応叩いて安全性を確かめて渡ることから、用心し過ぎるほど用心深くなることをいう。
【類義語】
・浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
・転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)
・瀬を踏んで淵を知る(せをふんでふちをしる)
・濡れぬ先の傘(ぬれぬさきのかさ)
【対義語】
・当たって砕けろ(あたってくだけろ)
・危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)
・一か八か(いちかばちか)
・虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
【英語訳】
直訳では Knocking on a stone bridge before crossing it が一例として考えられますが、ネイティブには overcautious approach とか overcautious planning の方が意味合いが通じます。
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「石橋を叩いて渡る」の使い方

何しているの?

算数の宿題忘れないようにメモを書いてランドセルと筆箱に入れてるんだ。

あら、石橋を叩いて渡るつもりなのね。

基本、宿題は嫌いだけどね。
「石橋を叩いて渡る」の例文
- 慎重なのは理解できますが、石橋を叩いて渡るようなことまでする必要はないのでは。
- この事業に失敗すると後がないから、石橋を叩いて渡るつもりでいこう。
- 契約段階で間違うと取り返しがつかないことになるので、石橋を叩いて渡るように文章の点検には充分注意してください。
- 石橋を叩いて渡るのはまだいいが、叩いても渡らないのはいかがなものかと思います。
まとめ
血液型別の石橋を渡る時の行動についておもしろい評価がありますのでご紹介しましょう。O型は石橋を叩くのを忘れる。A型は石橋を叩きすぎて壊す。B型は石橋を叩く必要性を感じない。AB型はそもそも石橋を渡らない。ご自分の評価はどうでしょうか。