「上見ぬ鷲」の意味(語源由来)
【ことわざ】
上見ぬ鷲
【読み方】
うえみぬわし
【意味】
誰のことも恐れず思うままにふるまうさま。
権力者の勝手気ままな振る舞いを批判する際に用いられる。
「上見ぬ鷲」という言葉は、鷲は他の鳥たちよりも強く、上に敵がいないので、空を見上げる必要がないという意味だよ。
ほー、つまり、鷲は空の王者やから、他の鳥を気にせず、空を見上げることなく飛び回ってるわけやな。
自分に自信を持って、何も恐れずに行動できる人のことを、このことわざで表現してるんやろ?強い自信を持った人のことを言うわけやな。
【語源・由来】
鷲は強いので他の鳥を恐れず、空を見上げて警戒する必要がないことから。
【スポンサーリンク】
「上見ぬ鷲」の解説
カンタン!解説
「上見ぬ鷲」っていうことわざはね、自分がとても強いから、何も恐れることがないっていう意味なんだよ。
鷲は他の鳥よりも強くて大きいから、空を見上げて周りを警戒する必要がないんだって。つまり、他の誰も自分を脅かすことができないって自信を持っているんだよ。
例えばね、クラスで一番背が高くて、スポーツもすごく得意な子がいたら、その子は「上見ぬ鷲」みたいなものだね。その子は自分が一番強いと自信を持っていて、誰からも怖がられていないような感じだよ。
でもね、このことわざは、自分が強いからといって他人を見下したり、自分だけが一番だと思い上がらないように気をつけるっていう教訓も含んでいるんだよね。だから、強さを持つことはいいことだけど、それを持って他人を蔑んだりしないようにしなきゃいけないんだよ。
「上見ぬ鷲」の使い方
二世、三世議員が幅を利かせているね。
上見ぬ鷲ってやつね。親の威光で好き勝手やれるのよ。
政治のことがよく分かっていなくても、取り巻きや秘書が何とかしてくれるんだから楽だよね。
おかげでこの国がどんどん駄目になっていく。
【スポンサーリンク】
「上見ぬ鷲」の例文
- 社長病にかかった彼は、まさに上見ぬ鷲だ。
- 彼は上見ぬ鷲でイエスマンの言うことしか聞かない。
- 謙虚だった彼も例外ではなく、権力の座についた途端上見ぬ鷲となった。
- 社長が上見ぬ鷲だとその会社の未来はない。
- 健太くんは上見ぬ鷲だが、それは彼のお父さんの権力があるからであって、彼の力ではないのに勘違いしている。