「得手に鼻突く」の意味(類義語)
【ことわざ】
得手に鼻突く
【読み方】
えてにはなつく
【意味】
得てして得意なことで失敗することが多いというたとえ。
「得手に鼻突く」ということわざは、自分が得意だと思って気を緩めると、結果的に失敗する、という状況を表しているんだよ。
なるほどな、それはつまり、「自分の得意なことに自信過剰になってしまって、気を抜いて失敗する」ってことやな。
自分が得意だと思っても、あんまり気を抜いてはいけないんやな。やっぱり、どんなことでも油断は禁物やね。
・過ちは好む所にあり
・得手で手を焼く
・泳ぎ上手は川で死ぬ
・好む道より破る
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「得手に鼻突く」の解説
カンタン!解説
「得手に鼻突く」っていうことわざはね、自分が得意なことをあまりにも自信過剰になって、結局それが裏目に出て失敗しちゃうっていう状況を表しているんだよ。
例えばね、君が数学がすごく得意で、テストもいつも満点を取っているとするよ。でも、ある日その自信が頭にのぼって、テスト勉強をサボって遊んでしまったところ、結果的にテストで悪い点を取ってしまった。そういうとき、それがまさに「得手に鼻突く」っていう状況なんだよ。
このことわざは、得意なことに対しても油断せず、いつも一生懸命に努力し続けることが大切だって教えてくれているんだね。
「得手に鼻突く」の使い方
ともこちゃん。計算でミスしているよ。
得手に鼻突くというやつね。まさか計算ミスをするとは。
得意なことほど油断するからね。
まさか得意なことで失敗するとは思わなくて油断していたわ。
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「得手に鼻突く」の例文
- 得意なことは注意を怠り得手に鼻突くものだ。
- 泳げるからと山の川で泳ぐと、急流にはまり得手に鼻突き溺れる。
- やり馴れていることこそ注意しないと、得手に鼻突く。
- 人より上手だと練習を怠り、肝心な時に失敗して得手に鼻突く。
- 得手に鼻突くとは自分が情けない。もう油断するのはやめよう。