「負うた子を三年探す」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
負うた子を三年探す
「背の子を三年探す」ともいう。
【読み方】おうたこをさんねんさがす
【意味】
すぐそばにあることに気付かず、長くあちこち探し回ること。
「負うた子を三年探す」ということわざは、目の前にあるものに気づかず、ずっと遠くを探し続けるという行動を表しているんだよ。
ほんまにそれな。つまり、「手元にあるものに気づかず、ずっと他所を探し続ける」ってことやな。
すでに持ってるのにそれに気づかず、わざわざ遠くを探し回るんやから、なんともアホらしいよな。これは、目の前のことにきちんと気をつけなあかんってことを教えてくれてるんやな。
身近なものは見落としがちであるということ。
【類義語】
・背中の子を三年探す
・負うた子を人に尋ねる
・牛に乗って牛を尋ねる
・馬に乗って馬を探す
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「負うた子を三年探す」の解説
カンタン!解説
「負うた子を三年探す」っていうことわざは、自分のすぐ近くにあるものにすら気づかず、わざわざ遠くを探し回ってしまう、っていう意味だよ。
例えばね、お家で眼鏡が見つからなくて、いっぱい探してるけど、実はその眼鏡、自分がかけてたりすることがあるよね。それと同じで、本当はすぐ近くにあるものを見落として、遠くを探し回ってしまうことを言うんだよ。
「負うた子」は、背中に乗せている子供のことを言い、「三年探す」は、長い時間をかけて探し回ることを言うよ。だから、「負うた子を三年探す」っていうことわざは、見落としやすい身近なものにも気をつけて、無駄な時間を過ごさないようにするっていう教えを伝えてくれるんだね。
「負うた子を三年探す」の使い方
スマホがなくてずっと探していたんだ。
ならしてみらの?
消音モードになっていたんだ。でも、負うた子を三年探すみたいにポケットに入っていたんだ。
探し物って意外と身近にあるわよね。
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「負うた子を三年探す」の例文
- サザエさん等で失くした眼鏡を探している人に「負うた子を三年探すって、頭にあるじゃない」という場面があるが、同じことをを現実でしてしまった。
- 飼い猫がいなくなり、負うた子を三年探すごとく隅々まで探したがいなかった。まさか洗濯機の中にいるとは。
- ずっと負うた子を三年探すのように相応しい人材を探していたが身近にいた。
- 負うた子を三年探すみたいに、結局となりにいたともこちゃんが運命の相手だと気が付いた。
- 出資してくれる人を探して回っていたが、負うた子を三年探すで両親が出資してくれた。