「男は敷居を跨げば七人の敵あり」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
男は敷居を跨げば七人の敵あり
【読み方】
おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり
【意味】
男性は社会に出れば多くの敵に出会うというたとえ。
それは人生の厳しさを教えてくれるんやな。自分だけじゃなく、他の人も同じように困難に立ち向かってるんやと思うと、ちょっと気持ちが楽になるわな。
【語源・由来】
男が家の敷居をまたいで一歩外へ出ると、多くの敵が待ち受けているということから。
【類義語】
・敷居を跨げば七人の敵あり(しきいをまたげばしちにんのてきあり)
・男子家を出ずれば七人の敵あり(だんしいえをいずればしちにんのてきあり)
・男子門を出ずれば七人の敵あり(だんしもんをいずればしちにんのてきあり)
【英語訳】
No man is without enemies.
A man has many rivals.
「男は敷居を跨げば七人の敵あり」の解説
「男は敷居を跨げば七人の敵あり」っていうことわざは、人が社会に出て行動するときには、いろんな困難や対立が待っている、っていう意味だよ。
例えばね、お父さんが仕事に行くとき、それはただ単に会社に行くだけじゃないんだよ。そこには色々な人々がいて、みんなが自分の目標を持って働いているんだ。だから、自分の意見をはっきりと言ったり、自分のやり方を押し通すと、その意見ややり方に反対する人も出てくるんだよね。それがこのことわざでいう「七人の敵」なんだよ。
このことわざは、「敵」が必ずしも悪いことを意味しているわけじゃなくて、自分の意見や考えを主張するときには、必ず反対する人がいる、という現実を示しているんだ。だから、社会に出るときは、そんな困難も覚悟して、しっかりと自分の考えを持つことが大切っていうことを教えてくれているんだよ。
「男は敷居を跨げば七人の敵あり」の使い方
「男は敷居を跨げば七人の敵あり」の例文
- 今までは学生だからと親に援助してもらっていたけれど、就職したからには男は敷居を跨げば七人の敵ありという世の中でも、頑張ろうと思っているよ。
- 男は敷居を跨げば七人の敵ありというけれど、負けずに努力しようと思う。
- 仕事を始めた頃に、男は敷居を跨げば七人の敵ありというけれど、負けてはいけないと父に教えられた。
- 男は敷居を跨げば七人の敵ありというように、世の中とは甘いところではない。
まとめ
男は敷居を跨げば七人の敵ありというように、競争相手も多く手強いと感じることがあるのではないでしょうか。
しかし、そこであきらめることなく努力し続けたいものですね。