「恩の腹は切らねど情けの腹は切る」の意味
【ことわざ】
恩の腹は切らねど情けの腹は切る
「恩の死にはせねども情けの死にはする」ともいう。
【読み方】おんのはらはきらねどなさけのはらはきる
【意味】
受けた恩に報いるために死ぬ人はいないが、義理人情のために死ぬ人はいる。
「恩の腹は切らねど情けの腹は切る」ということわざは、人々が受けた恩に対して命を捧げることは少ない一方で、義理や人情に動かされて命を捧げることが多い、という人間の心の動きを描いているんだよ。
ほんまにそうやな、恩を受けたからって、それで命を捧げる人は少ないけど、仲間のためや義理と人情のためには命を捧げる人もおるんやな。
人間って感情が深い生き物やから、どこかで共感できるところもあるわ。このことわざ、人の心の深さや、感情の力を教えてくれてるんかもしれへんね。
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「恩の腹は切らねど情けの腹は切る」の解説
カンタン!解説
「恩の腹は切らねど情けの腹は切る」ということわざはね、自分が受けた恩やお礼を返すために命を捨てる人はあまりいないけど、友情や仲間のため、正しいことをするために大変なことでも頑張る人はたくさんいる、という意味なんだよ。
たとえばね、友達が困っている時に、自分の大切なものを失うかもしれないけど、友達を助けるために勇気を出して行動するようなことを指すんだ。自分にとって正しいと感じること、友達のため、仲間のために頑張ることが大切だっていう教えなんだよ。
「恩の腹は切らねど情けの腹は切る」の使い方
僕はともこちゃんのためなら死ねるよ。
恩の腹は切らねど情けの腹は切るっていうけど、私への義理人情のために命をかけなくてもいいのよ。
それくらいともこちゃんは、僕に親身になってくれたんだ。
健太くんの気持ちは伝わったから十分よ。
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「恩の腹は切らねど情けの腹は切る」の例文
- 大恩ある親のためには死ねないが、困っている時に思いやってくれた先輩のためなら恩の腹は切らねど情けの腹は切る。
- 彼だけは僕のことを見捨てなかったから、恩の腹は切らねど情けの腹は切るで彼のためなら何事も厭わない。
- 恩の腹は切らねど情けの腹は切るように、義理のある彼女のために命の限り力を尽くしたい。
- 情けをかけてくれたあの人には足を向けて寝ることもできないし、恩の腹は切らねど情けの腹は切る。
- 情に厚い彼のために恩の腹は切らねど情けの腹は切ると考える人は少なくない。