「親の目は贔屓目」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
親の目は贔屓目
おやのめはひいきめ
【意味】
親は子供の才能や素質を高く評価しがちだということ。
それは愛情深いことやけど、たまには現実的に見なあかんこともあるんやろな。でも、親の愛情って、こんなところにも表れるんやね。何かほんわかするわ~。
【類義語】
・親馬鹿
・親の甘いは子に毒薬
【英語】
It is not as thy mother says but as thy neighbours say.(汝は母親の申す通りの人間にあらず、隣人の申す通りの人間なり)
「親の目は贔屓目」の解説
「親の目は贔屓目」っていうことわざはね、お父さんやお母さんが自分の子どものことを、本当にかわいくて、すごく才能があると思って、実際よりもすごく良く見えてしまうことを言うんだよ。
たとえばね、自分の子どもが絵を描いたとして、それが普通の絵でも、お父さんやお母さんには「これはすごく上手!」って感じてしまうことがあるんだ。それは、親だから子どものことがたくさん好きで、どうしても良いところばかり目立つからなんだよ。
「贔屓目」というのは、どうしても好きな人のことを良く見える目、っていう意味だよ。だからこのことわざは、親は自分の子どものことが大好きすぎて、その良いところばかりが目立ってしまうことを教えているんだね。
「親の目は贔屓目」の使い方
「親の目は贔屓目」の例文
- 「この子は絶対にアイドルになる」と言っているが、どうみても親の目は贔屓目だろう。
- 多くの親は「この子は天才かも」と一度は思うが親の目は贔屓目だ。鳶が鷹を生むことはほとんどない。
- 親は公平に自分の子供を見ることができず親の目は贔屓目という。実の子がいる学校に教師として赴任するのは無理だ。
- 親の目は贔屓目というが、爺婆の眼はさらに贔屓目だ。
- やたら自分の息子の絵を褒めるから親の目は贔屓目と思っていたら本当にすごい絵だった。ギフテッドとはこういう子のことをいうんだろう。