「壁の穴は壁で塞げ」の意味(語源由来)
【ことわざ】
壁の穴は壁で塞げ
【読み方】
かべのあなはかべでふさげ
【意味】
手近なありあわせのもので間に合わせようとしてはいけない。損失や失敗は同じもので取り戻すべきだ。
なるほどなー。要するに、ちゃんとした材料や方法を使わんと、後でトラブルになるってことやね。
例えば、壁の穴を新聞紙で塞いでも、それは一時的な解決に過ぎへんからな。本当に修理するなら、きちんとした方法でやるんがええんやな。
【語源・由来】
壁の穴は同じ壁土で塞ぐべきだということから。
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「壁の穴は壁で塞げ」の解説
カンタン!解説
「壁の穴は壁で塞げ」っていう言葉、考え方や教訓を伝えるのにすごくいい例えが使われてるよ。
壁に穴があいたとき、その穴をしっかりと修復するためには、同じ種類の壁材料で修理するのがベストだよね。だって、他の材料で適当に塞ぐと、それはちゃんとした修理とは言えないし、後でまた問題が出てきちゃうこともある。
このことわざは、問題や困難に遭遇したとき、一時しのぎや適当な方法で解決しようとすると、結局はその解決が長続きしない、っていうことを教えてくれるんだ。
例えば、宿題を忘れてしまったとき、友達から答えをコピーするのは、一時しのぎの解決方法だけど、それが分かれば先生に怒られるし、本当の意味での学びにもならないよね。だから、このことわざは、問題に対してちゃんとした解決方法を探し、手間を惜しまず取り組むことの大切さを伝えているんだよ。
「壁の穴は壁で塞げ」の使い方
失敗してしまった。
次はうまくやればいいじゃない。
この失敗で失った信頼を取り戻したいな。とりあえずデパートの菓子折りかな。
壁の穴は壁で塞げよ。失敗で失ったものは、同じ事で取り戻さないとだめよ。もう一度頑張ってみたら?
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「壁の穴は壁で塞げ」の例文
- 苦し紛れの方法ではうまくいかない。壁の穴は壁で塞げだ。
- 一時しのぎでは失敗は取り戻せない。壁の穴は壁で塞げというから落ち着いて最もよい方法を考えないとね。
- 壁の穴を障子で塞いだらみっともないことになるだろう。壁の穴は壁で塞げだから、損失は同じ事で取り戻せ。
- 失敗は取り戻せるよ。壁の穴は壁で塞げというから焦って一時しのぎの方法に飛びついてはいけないよ。
- 壁の穴は壁で塞げという。違うことで損失を取り戻そうとしても失敗してさらに損失が増えるよ。
壁に開いた穴をその壁の材料でしっかりと塞がないと、後で問題が起きるというイメージから来ているんだ。