「風は吹けども山は動ぜず」の意味
【ことわざ】
風は吹けども山は動ぜず
【読み方】
かぜはふけどもやまはどうぜず
【意味】
少しも動揺を見せず、悠然としたさま。
何があっても、自分をしっかり持って、周りの混乱に巻き込まれへんようにすることが大切やな!
「風は吹けども山は動ぜず」の解説
「風は吹けども山は動ぜず」っていう言葉は、とても強い意志を持っている人や、何があっても動じない人のことを表しているんだよ。
例えば、周りの人たちがパニックになっている中でも、自分は冷静に考えて行動する人。たとえ大きな問題が起きても、深呼吸して、しっかりと対処する人のことを指すんだ。
山は大きくてとても重たいから、どんなに強い風が吹いても山はびくともしないんだよね。だからこの言葉は、風がどれだけ強く吹いても山は動かない、つまり、どんなに大変な状況があっても、自分はびくともしない、動じないっていう意味なんだよ。
友達がテストで悪い点数を取って泣いているときに、自分は落ち着いて「次は頑張ろう!」と言えるような人が、まさに「風は吹けども山は動ぜず」なんだね。大変なときでも、しっかりと自分を保てる強さがあることを表現しているんだよ。
「風は吹けども山は動ぜず」の使い方
「風は吹けども山は動ぜず」の例文
- 親が何と言おうと、風は吹けども山は動ぜずで彼の意思は固かった。
- 批判されようとも風は吹けども山は動ぜずを貫く。
- 風は吹けども山は動ぜずで意見を変えるつもりは毛頭ない。
- 学校、塾双方から諦めるように言われたが、風は吹けども山は動ぜずで初志貫徹し、志望校は変えなかった。
- 風は吹けども山は動ぜずという強い意志がないと人生を勝ち進んでいくことはできない。
周りがどんなに混乱していても、自分はしっかりと立っている、動じないことの例えなんだよ。