【ことわざ】
陰になり日向になり
【読み方】
かげになりひなたになり
【意味】
ある時は陰という裏側から支え、またある時は日向という表側で人を支えることを意味している。
“かげ”という漢字は、この“影”を間違えて使用しない。
【語源・由来】
‐
【類義語】
・陰に陽に
【対義語】
‐
【英語訳】
・both openly and secretly
・openly and covertly
・implicitly and explicitly
●both openly and secretly
both ➡ 両方・双方
openly ➡ 公然と
secretly ➡ こっそりと・ひそかに
直訳すると、「ひそやかに、公然と」になる。
both ➡ 両方・双方
openly ➡ 公然と
secretly ➡ こっそりと・ひそかに
直訳すると、「ひそやかに、公然と」になる。
●openly and covertly
covertly ➡ ひそかな方法で
●implicitly and explicitly
implicitly ➡ 暗に示された・言わず語らずの・暗黙の
explicitly ➡ はっきりと・明白に
「陰になり日向になり」の使い方

うちの学校のバスケ部、全国大会で優勝したんだって!

すごいよね!!ここ10年、予選大会すら行けなかったのに今の部長が入ってから変わったみたい。

彼は陰になり日向になり、バスケ部のメンバーを引っ張っていったからだって、みんな言ってたよ。

部長かっこいいな。
「陰になり日向になり」の例文
- 夫婦でお店をしている両親は、母の陰になり日向になりのサポートで父を支えている。
- アイススケートであの子が優勝できたのは、師の陰になり日向になりと幼少期から見てきたおかげだろう。
- 甲子園に出場できたのも、監督の陰になり日向になりのサポートがあってこそだ。
- これからは陰になり日向になりと、夫を支えていこう。
- これまで陰になり日向になりと支えてきたが、とうとう我が子の巣立つ時が来たようだ。