「感心上手の行い下手」の意味
【ことわざ】
感心上手の行い下手
【読み方】
かんしんじょうずのおこないべた
【意味】
他の人の言動に感心するばかりで、自分では実行しないこと。また、そのような人。
ああ、それって「すごいなあ」とか「ええなあ」と思うだけで、自分はあんまり動かへんタイプの人のことやな。
他人のことはよく見てるけど、自分のことになるとなかなか手を出さへんってことか。感心するだけじゃ、なんも変わらへんもんなあ。
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「感心上手の行い下手」の解説
カンタン!解説
「感心上手の行い下手」っていう言葉はね、他の人がやってることや言ってることには「すごいな」「いいな」と思うけど、自分自身がそれを実際にやる時には、あんまり上手くいかない、またはやらないことを言うんだよ。
たとえばね、友達がジャグリングをしていて、それを見て「わぁ、すごい!」って思うけど、自分もやってみると全然できなかったり、そもそもやろうともしない人のことを指すんだ。
この言葉は、単に他の人のことを賞賛するだけでなく、自分も実際に行動に移すことの大切さを教えてくれるんだよ。他人のすごさに感心するのはいいけど、それを見て自分も頑張ろうって気になるのが一番だね。
「感心上手の行い下手」の使い方
ほー。すごいね。
感心上手の行い下手よね。健太くんはすごいと思ったことを真似すればいいのに。
ほー。ともこちゃん良いこと言うねえ。
さては感心している振りで本当は感心していないでしょう。
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「感心上手の行い下手」の例文
- 彼は感心上手の行い下手で、自分では何もしないから向上しない。
- 僕がやらなくても誰かがやると思い、感心上手の行い下手だと成長しない。
- 感心上手の行い下手な彼は、自分に甘く自分に負けている。
- 人の良いところは盗んでなんぼだ。感心上手の行い下手では後輩たちに抜かされるばかりだ。
- 彼は感心上手の行い下手なので、良いと思ったことを吸収しようという努力をしない。
単に感心するだけで、行動に移すことができない、そんな性格の人のことを言っているんだ。