【ことわざ】
甘井先に竭く
【読み方】
かんせいさきにつく
【意味】
才能がある人ほど才能が枯渇するのが早いということ。
「甘井」は、良い水の出る井戸。「竭く」は、水がなくなること。
【出典】
「荘子」
【語源・由来】
水質の良い井戸は他の人も使うので最初に涸れる意から。
【スポンサーリンク】
「甘井先に竭く」の使い方
アーティストって甘井先に竭くんだって。
確かに若いころはヒットを出すのに、年をとるにつれて出さなくなるわね。
天才であればあるほど才能の枯渇を感じるとつらいだろうね。
つらいから違法ドラッグに手を出すのね。それでも薬はダメ、絶対よね。
「甘井先に竭く」の例文
- 甘井先に竭くというが、彼の演技力は年々円熟味を増す。
- 細く長くがいい。甘井先に竭くのは恐ろしい。
- 天才は甘井先に竭く。だから天才に生まれず、努力を重ねて得た才能で勝負できることをありがたく思う。
- 生まれつきの才能に頼ると後々大変なことになる。甘井先に竭くという。
- 十で神童十五で才子二十過ぎればただの人とか、甘井先に竭くという。才能はいつかなくなる、永遠のものではないと思っていた方が良い。