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【刀折れ矢尽きる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【ことわざ】
刀折れ矢尽きる

【読み方】
かたなおれやつきる

【意味】
何かと戦ったり、挑戦したりする手段や方法が無くなることをいう。

【語源・由来】
元々は中国の歴史書物『後漢書』が語源と言われている。『後漢書』とは、中国の王朝であった後漢朝について書かれた歴史書物である。そこには、後漢に段熲という者がおり、その者が率いていた軍を中国の少数民族・羌が夜明けとともに奇襲をかけた。その時に、激戦のため戦場での足代わりになっていた馬からおりて戦い、戦いが長引くにつれ、刀が折れ、とうとう戦力の矢まで底をつきてしまい気力まで奪われたという内容が転じてきている。

【類義語】
・事ここに至る
・万策尽きる
・万事休す
・弓折れ矢尽きる

【英語訳】
・having exhausted every available means

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「刀折れ矢尽きる」の使い方

ともこ
健太君!ゴキブリ!!どうにかして!!
健太
えっ!?僕も苦手なのに~。
ともこ
なんでもいいから早く!
健太
ゴキブリホイホイもダメ、殺虫剤も…ダメか。ともこちゃん、あらゆる手段をして挑んだけど刀折れ矢尽きてしまったよ。

「刀折れ矢尽きる」の例文

  1. 一代で築き上げた僕の会社が赤字続きで経営困難になってしまった。できることは全てしてきたが、刀折れ矢尽きてしまったようだ。
  2. 昨日とうとう友人の経営するカフェが努力も空しく刀折れ矢尽きて倒産した。
  3. あらゆる手段を駆使して夫婦の関係を修復しようとしたが、結局刀折れ矢尽きてしまい別れることになった。
  4. 実家から大量のジャガイモが届いたが、料理音痴の僕はゆでるか焼くことしかできなく、半分もなくならないうちに刀折れ矢尽きてしまったようだ。

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