「雁捕る罠に鶴」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
雁捕る罠に鶴
【読み方】
がんとるわなにつる
【意味】
予想外の幸運にあうこと。
「雁捕る罠に鶴」ということわざは、予期しない収穫や幸運が手に入る、という意味だよ。
あれれ、それって「狙ってたものとはちょっと違うけど、結果的に良いことがある」ってことやな。
例えば、釣りに行ってたら、狙ってた魚は釣れへんかったけど、代わりにもっと大きな魚が釣れたみたいな感じやな。意外な幸せが待ってることもあるんやな。
【語源・由来】
雁を取ろうとしてわなを仕掛け、思いがけず鶴が取れる意から。
【類義語】
・鰯網で鯨捕る
・鰯網へ鯛がかかる
・兎の罠に狐がかかる
・雀網で雁
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「雁捕る罠に鶴」の解説
カンタン!解説
「雁捕る罠に鶴」っていうことわざはね、本当に狙っていたものとは違うけれど、それ以上にすごく良いものや、ラッキーなことが起こることを指す言葉なんだよ。
考えてみて、雁(がん)を捕まえようとしたんだけど、代わりに鶴を捕まえてしまった。鶴は雁よりも大きくて貴重なので、それはとってもラッキーなことだよね。このことわざは、計画していたこととはちょっと違うけど、予想以上に良い結果やサプライズがあるときの喜びを表しているんだ。
たとえばね、お菓子を1つだけ買おうと思って自動販売機でボタンを押したら、2つ出てきたとか、お金を拾ったりしたら、それが「雁捕る罠に鶴」って感じ。計画や期待していたこととは違っても、思わぬラッキーな出来事やプレゼントがあることを楽しむんだよ。
「雁捕る罠に鶴」の使い方
今日、雁捕る罠に鶴のようなことがあったんだよ。
それはラッキーね。
こんなことってあるんだね。
禍福は糾える縄の如しって言うから気をつけてね。
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「雁捕る罠に鶴」の例文
- 海老で鯛を釣る様な雁捕る罠に鶴ということがあった。
- 四つ葉のクローバーを見つけてから、雁捕る罠に鶴というようなことが多くなった。
- 病気にかかった後は、雁捕る罠に鶴となるらしい。
- 得意とするところばかり試験に出て合格することができ、雁捕る罠に鶴だった。
- 雁捕る罠に鶴というのは滅多にないが、たまにあると心底嬉しい。