【ことわざ】
鴨の水掻き
【読み方】
かものみずかき
【意味】
のんびりと水に浮かぶ鴨も、水面下では絶えず足で水を掻き続けている。転じて、人知れない苦労があるということのたとえ。
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「鴨の水掻き」の使い方

クラスメイトに大金持ちの息子がいるんだけど、悩みがなさそうな顔をしていて、とてもうらやましいんだよね。

鴨の水掻きというように、彼は彼なりに悩みがあるのかもしれないわよ。

あれだけ恵まれていて、いったい、何を悩むって言うんだ。

彼の水面下での悩みなんて知らないわよ。でも、あんまり他人をうらやましいと思わないほうが良いと思うわ。
「鴨の水掻き」の例文
- 華やかに見える芸能界だけれども、鴨の水掻きというように、見えないところで苦労をしているんだよ。
- ともこちゃんのお母さんは、いつまでもきれいだけど、鴨の水掻きというように、陰で美容のために相当な努力をしているらしい。
- ともこちゃんは、全然勉強をしていないと言っているけれども、鴨の水掻き、こっそり勉強しているからこそ一位をキープし続けることができているんだ。
- 健太くんは生まれつき空手の天才だったわけじゃない、鴨の水掻き、見えないところで努力をしているんだ。
- ともこちゃんはいつも涼しい顔をしているけれども、鴨の水掻きというように、悩みを抱えていることもあるんだよ。