「感に堪えない」の意味(語源由来)
【ことわざ】
感に堪えない
【読み方】
かんにたえない
【意味】
言葉に表現できないほどの深い感動を抱くこと。
「感に堪えない」という表現は、非常に感動するあまり、その気持ちを隠すことができない状態を指しているんだよ。
ああ、わかるわかる。つまり、すごく感動して、その気持ちをこらえきれずに涙が出たりするようなことやな。
何かすごいことを見たり、聞いたりした時に、心がじーんとくる感じやね。言葉にならへんくらい感じることがあるってことやな。
【語源・由来】
感動の大きさに堪えきれない意から。
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「感に堪えない」の解説
カンタン!解説
そうだね!「感に堪えない」っていう表現は、本当に感動して、その気持ちを隠すことができないときに使う言葉だよ。
考えてみてね。すごく感動的な映画を見たときや、誰かの優しい行動や言葉に触れたとき、心がジーンとして、涙が出そうになったり、胸がいっぱいになったりすることってあるよね。そういう時に、「感に堪えない」と言うことができるんだ。
この表現は、ただの「感動」というよりも、その感動がとても強くて、それを隠したり抑えたりすることが難しいことを伝えたいときに使うんだよね。
「感に堪えない」の使い方
先輩たちの合唱、すごかったね。
さすが上級生。感に堪えなかったわ。
僕は感動で涙が出そうだったよ。
私たちも後輩を感動させるようになりたいわね。
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「感に堪えない」の例文
- 健太くんは喜びで感に堪えないようだった。
- おねしょばかりしていた息子の健太の成長した姿を見て感に堪えない。
- 雲の上の存在の人からほめてもらい、感に堪えない表情をしていた。
- ともこちゃんのウエディングドレス姿を見て感に堪えない。
- 多くのトラブルに見舞われましたが、無事この日を迎えることができて感に堪えない。
「感に堪えない」の文学作品などの用例
震災以来、諸方を流転して、おちつかない日を送ること一年九ヵ月で、月並の文句ではあるが光陰流水の感に堪えない。(岡本綺堂の郊外生活の一年より)