「口先の裃」の意味
【ことわざ】
口先の裃
【読み方】
くちさきのかみしも
【意味】
言葉遣いが丁寧で礼儀正しいが、心がこもっていないこと。
「裃」は、江戸時代の武士の礼服。
「口先の裃」ということわざは、表面的には礼儀正しく、相手を尊重しているように見える言葉を使っているが、実際のところ心からの思いやりや誠意がない状態を指しているんだよ。
ああ、それはつまり、言葉だけはキレイやけど、心の中では全然そう思ってないってことやな。
外見だけで、中身が伴ってない人に気をつけなアカンって警告やね。言うことと思ってることが違う人もおるからな。
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「口先の裃」の解説
カンタン!解説
「口先の裃」っていう言葉は、ね、人が言葉でとっても優しそうや、褒めてくれるように見えるけど、実はその言葉の背後には本当の気持ちがない、つまり、ただの形だけの優しさってことを表してるんだよ。
たとえば、友達が「すごいね!君はすごい才能があるよ!」って言ってくれるけど、本当はそう思ってないとか、ただお世辞を言ってるだけって感じのことを言うんだよ。
この「裃」っていうのは、昔の正式な服のこと。だから、「口先の裃」は、口ばかりで見た目だけ立派に見えるけど、中身がないって意味なんだ。言葉で優しくしてるけど、心の中では本気でそう思ってない、そんなふりをすることを注意して、この言葉で教えてるんだよね。
「口先の裃」の使い方
彼の丁寧語は、口先の裃だよね。
心が無いのよね。
いつも目が笑っていないんだよね。
心がこもっていない分、余計にイラっとさせられるのよね。
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「口先の裃」の例文
- 彼は口先の裃で、丁寧そうに見えて無作法だ。
- 相手を敬っている態度に見えて、口先の裃で真心が感じられない。
- 口では恭しいのに、口先の裃で態度は失礼だ。
- コールセンターの人の話しぶりは、口先の裃で表面だけだ。
- 口先の裃では余計に相手を怒らせる可能性がある。