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【君子は死するに衣冠を脱がず】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

君子は死するに衣冠を脱がず

「君子は死するに衣冠を脱がず」の意味(語源由来・出典)

意味【ことわざ】
君子は死するに衣冠を脱がず

【読み方】
くんしはしするにいかんをぬがず

【意味】
君子は外見や態度を常にきちんとしているということ。

ことわざ博士
「君子は死するに衣冠を脱がず」という教えは、君子が死ぬときでさえその服装や冠を整えていることから、君子は常に自分の服装や態度を厳格に保ち、品位を持って生きるという意味があるんだよ。
助手ねこ
ああ、つまり「立派な人は、最後の最後までしっかりと姿勢や態度を正している」ってことやね。

どんな時でも、自分の品位やプライドを大切にして生きることの大切さを示す言葉やな。最後までちゃんとした態度でいることが大事やね。

【語源・由来】
君子は死ぬ時でも衣服や冠をぬがないことから。

【出典】
史記しき

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「君子は死するに衣冠を脱がず」の解説

カンタン!解説
解説

「君子は死するに衣冠を脱がず」という言葉は、文字通りには、君子が死ぬときでも服や帽子(昔の冠のようなもの)を脱がないという意味だけど、それだけじゃないよ。

もっと深い意味での解釈をすると、「君子、つまり立派な人は、生きている間も死んだ後も、常に自分の姿勢や行動を正しく保とうと努力するよ」ということを教えているんだ。

つまり、この言葉は、ちゃんとした服装や態度で生きることの大切さや、人としての誇りを持ち続けることの重要性を伝えているんだよ。例えば、大切な場所や時間では、きちんとした服装や態度を心がけることで、自分自身や周りの人に敬意を示すってことだね。

「君子は死するに衣冠を脱がず」の使い方

ともこ
健太くん。髪がぼさぼさよ。
健太
朝、髪を整える時間がないんだよね。
ともこ
子は死するに衣冠を脱がずよ。生徒会長がそれじゃあ駄目でしょう。
健太
ええーっ。外見で資質を問われるの?
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「君子は死するに衣冠を脱がず」の例文

例文
  1. 君子は死するに衣冠を脱がずというから、記者にどんな質問をされようともキレない。
  2. クールビズを推進しているが、君子は死するに衣冠を脱がずだからネクタイを着用する。
  3. 君子は死するに衣冠を脱がずなので、月に二回美容院に行く。
  4. 服装が乱れていると侮られるし、君子は死するに衣冠を脱がずだから服装に気をつかう。
  5. 君子は死するに衣冠を脱がずというから被災地にも革靴で行った。しかし汚れないようおんぶされての視察に批判が殺到した。

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