「賢を見ては斉しからんことを思う」の意味(出典)
【ことわざ】
賢を見ては斉しからんことを思う
【読み方】
けんをみてはひとしからんことをおもう
【意味】
優れた人に会い、自分もそうなる努力をしたいと思うこと。
「賢」は、賢者。優れた人のこと。
「賢を見ては斉しからんことを思う」という言葉は、賢い人やすばらしい人を見たとき、自分もそうなりたいと心から思う、という意味を持っているんだよ。
ああ、つまり、ええところやすごいところを持ってる人を見て、自分もあんな風になりたいな、と切望するってことやな。
人が持ってる良い部分や力を見て、自分もそうなりたいと思う気持ちを表してるわけや。人の良さを見て刺激を受けること、大切やな。
【出典】
「論語」
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「賢を見ては斉しからんことを思う」の解説
カンタン!解説
「賢を見ては斉しからんことを思う」っていう言葉は、すごく賢い人やすばらしい人を見たときに、「ああ、自分もあの人みたいになりたいな!」って心から思うっていう意味だよ。
「斉」っていうのは、同じようなことや等しいことを表しているんだ。だから、この言葉は、賢い人を見て、自分もその人と同じようになりたいと思う心の動きを表しているんだね。
簡単に言うと、すごく上手な人や素晴らしい人を見て、自分もそうなりたいなって感じることを言ってるんだよ。
「賢を見ては斉しからんことを思う」の使い方
メジャーリーガーの大谷選手ってすごいな。
賢を見ては斉しからんことを思うのはいいことよね。
彼は僕の目標だ。
そう思う若者が、みんな大谷選手のようになったら素晴らしいわね。
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「賢を見ては斉しからんことを思う」の例文
- ろくな大人がいないので、賢を見ては斉しからんことを思うような人に出会えない。
- 偏差値の高い学校に行くと優秀な生徒が多く在籍し、賢を見ては斉しからんことを思うので高みを目指すことができる。
- 目当てを持つことは大事だ。賢を見ては斉しからんことを思うことで理想像に向かい頑張り続けることができる。
- 賢を見ては斉しからんことを思うというが、僕は先輩のような男の中の男になりたい。
- 被災地で命がけで救助活動をする自衛隊員を見て、賢を見ては斉しからんことを思うように私も人を助けることができる人間になりたいと願う。