「皇天親無く惟徳を是輔く」の意味(出典)
【ことわざ】
皇天親無く惟徳を是輔く
【読み方】
こうてんしんなくただとくをこれたすく
【意味】
天は公平で贔屓せず、徳のある人を助ける。
「皇天親無く惟徳を是輔く」という表現は、天は誰に対しても公平であり、特定の人を贔屓することはせず、真に徳のある者だけを助ける、という意味を持っているんだよ。
なるほどね~。だから、「天は公平やから、ええことしたらきっと助けてくれる」っていう考え方やな。
ヒトの世界みたいに、人間関係でひいきするとかそういうのとはちょっと違って、天は正直者やえらい人をちゃんと見てるんやな!
【出典】
「書経」
【スポンサーリンク】
「皇天親無く惟徳を是輔く」の解説
カンタン!解説
「皇天親無く惟徳を是輔く」っていう言葉は、天はみんなに公平で、特定の人だけを特別に好きだとか、優遇することはしないんだっていうこと。でも、心がきれいで、良いことをする人、つまり「徳行のある人」を天は助けてくれると言われているんだよ。
例えばね、クラスで勉強が得意な子と苦手な子がいるとするよ。勉強が得意な子だけを天が助けるわけじゃない。でも、毎日一生懸命努力して、人を助けたり、優しくしたりするような子は、天からの助けを受けるかもしれないっていうことだよ。
「皇天」とは、天をとても尊敬して、敬っているときに使う言葉なんだ。「親無く」とは、天が誰か一人を特別にひいきすることがないという意味だよ。だから、この言葉は、ただ頑張るだけじゃなくて、心の中も綺麗にして、良いことをすることが大切だって教えてくれているんだよ。
「皇天親無く惟徳を是輔く」の使い方
最近、天に見放されている気がするよ。
皇天親無く惟徳を是輔くというから、日頃の行いが悪いんじゃないの?
日頃の行いが悪いと救いの手を差し伸べてもらえないんだね。
悪いことは極力しない方が良いわよ。
【スポンサーリンク】
「皇天親無く惟徳を是輔く」の例文
- 運が悪いのは神のせいではない。皇天親無く惟徳を是輔くといい、自分の行いのせいだ。
- 天の助けがほしいなら、皇天親無く惟徳を是輔くというから正しい行いを心がければいい。
- 天は差別はしない。皇天親無く惟徳を是輔くといい、正しき道を行く者が救われる。
- 皇天親無く惟徳を是輔くので、善行を積み正しく生きる。
- 皇天親無く惟徳を是輔くから天に恥じない生き方をする。