「悪妻は百年の不作」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
悪妻は百年の不作
【読み方】
あくさいはひゃくねんのふさく
【意味】
悪い妻を持つと、その悪影響は自分の一生だけでなく、子供や孫の代まで続くということ。
家族の幸せや未来に大きな影響を及ぼすということを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
悪い妻は、百年の不作続きと同じくらい不幸だということから。
【類義語】
・一生の患いは性悪の妻(いっしょうのうれいはしょうわるのつま)
・悪妻は一生の不作(あくさいはいっしょうのふさく)
・悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
・女房の悪いは六十年の不作(にょうぼうのわるいはろくじゅうねんのふさく)
【英語訳】
An ill marriage is a spring of ill fortune.(望ましくない縁組みは不幸の泉である)
「悪妻は百年の不作」の解説
「悪妻は百年の不作」っていうことわざはね、悪い奥さんがいると、その影響は自分だけじゃなくて、子供や孫の代まで影響が続くっていう意味だよ。
例えばね、お母さんがいつもケンカをしていたり、家族に対して優しくなかったりすると、その家族はいつもストレスがたまって、幸せを感じることができないんだ。それはまるで、農場が百年間も作物をつけられないくらいの大災害だよ。だから、「悪妻は百年の不作」っていうんだよ。
昔の時代はね、家事や子育てが主に奥さんの仕事とされていて、だから、男性が結婚相手を選ぶときには、その女性が家庭を円滑に運べる人かどうかがすごく大切だったんだ。だから、このことわざは、男性に対するアドバイスや警告として作られたんだよ。でもね、現代は男女共に家事や育児をするのが普通だから、このことわざはちょっと古いかもね。
「悪妻は百年の不作」の使い方
優しくて、可愛くて、よく働いて、あとは…。
「悪妻は百年の不作」の例文
- まだ付き合い始めて日が浅いというから、結婚を考えるには早いのではないかな。悪妻は百年の不作というだろう。慎重に決めるべきだよ。
- 悪妻は百年の不作というけれど、お隣の奥さんは家事はすべて旦那さんにさせているらしい。
- 近所でも、あの家は悪妻は百年の不作というようなものだと有名だ。奥さんが大変な浪費家らしく、いつも高級品を身に付けている。
- 若気の至りというようなことで、結婚を決めてはいけないよ。悪妻は百年の不作ということになってしまう。
まとめ
結婚には、幸せを求めるのではないでしょうか。
困難なことが起こった場合にも、協力して解決することが大切ではないでしょうか。
しかし、悪妻は百年の不作ということになってしまっては、とても苦労をするのではないでしょうか。
そのようなことにならないように、結婚は慎重に考えたいものですね。