「膠漆の契り」の意味
【ことわざ】
膠漆の契り
「漆膠の契り」ともいう。
【読み方】しっこうのちぎり
【意味】
結びつきが強く離れられない関係のこと。男女が添い遂げる約束をすること。
「膠漆」は、うるしとにかわ。どちらもとても粘着力が強い。
「膠漆の契り」という言葉はね、非常に固く結びついていて、簡単には離れない交友関係や友情を表しているんだよ。
ああ、なるほどな。つまり「めちゃくちゃ仲のいい友達」ってことやな。膠と漆みたいに、ガッチリくっついて離れへん関係や。
こんな友達いたら、何があっても安心やな。お互いに支え合えるから、困ったことがあっても乗り越えられるってわけや。
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「膠漆の契り」の解説
カンタン!解説
「膠漆の契り」っていう言葉はね、すごく仲の良い友達の関係を表しているんだよ。例えば、ずっと一緒にいても喧嘩しないで仲良しでいられる友達のことを指すんだ。「膠」っていうのは、「にかわ」という強い接着剤のことで、「漆」は、「うるし」というのを塗るとピタッとくっつく材料のことなんだ。この二つがくっついてしまうと、もうなかなか離れないんだよ。
だから、「膠漆の契り」って言葉は、お互いにとっても強い絆で結ばれている友達のことを表していて、いつまでも友達でいられるっていう意味があるんだ。「交」っていう字は、「こう」とも読むんだけど、この場合は友達同士の「交友関係」を表しているよ。出典は「史記」という古い中国の本に出てくる「蔡沢」っていう人の言葉から来ているんだよ。
「膠漆の契り」の使い方
結婚式で、病める時も健やかなる時も富める時も貧しき時も愛し敬い慈しむ事を誓いますか?って聞かれるよね。
膠漆の契りを交わすのよね。
なのに離婚するんだね。
諸行無常で不変なものは無いからね。
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「膠漆の契り」の例文
- 彼は、膠漆の契りを交わした大親友です。
- 彼とは良く言うと膠漆の契りだが、悪く言うと腐れ縁だ。
- 膠漆の契りの仲の彼女は、趣味など共通していることが多く一緒にいて居心地がいい。
- 僕らの友情はまさに膠漆の契りなので、転校して距離が離れても心は離れない。
- 彼女にプロポーズし膠漆の契りを交わす。