「耳聞は目見に如かず」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
耳聞は目見に如かず
【読み方】
じぶんはもくけんにしかず
【意味】
耳で聞いて得た知識より、自分の目で見たり経験したことの方が確かな知識となるということ。
ふむふむ、言われてみれば確かにそうやな。人から聞いた話って、どうしてもその人の解釈が入ってしまうから、時々おかしな誤解を生むこともあるんやな。
でも実際に目で見たり、自分で体験したことは自分自身の感覚で理解できるから、より深く、確かな知識になるんやろな。これは、情報を鵜呑みにせずに、できるだけ自分で確かめることの大切さを教えてくれる言葉やね。
【出典】
「魏書」
【類義語】
・百聞は一見に如かず
・耳の之を聞くは、目の之を見るに如かず
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「耳聞は目見に如かず」の解説
カンタン!解説
「耳聞は目見に如かず」ということわざは、ねえ、「聞く」よりも「見る」方がずっといいって意味なんだよ。耳で聞いたことって、本当かなあ?って思うことがあるけど、自分の目でしっかり見たり、実際にやってみたりすると、「ああ、これが本当のことなんだな」とわかるからね。
たとえば、誰かが「お祭りすごく楽しかったよ!」って言っているのを聞くのもいいけど、自分でそのお祭りに行って、みんなが踊っているのを見たり、おいしい屋台の食べ物を食べたりしたら、その楽しさがもっとずっとよくわかるよね。
だから、このことわざは、物事をはっきり理解したかったら、自分の目で確かめるのが一番いいって教えてくれているんだ。何か新しいことを知りたいときは、直接見たり体験したりするといいんだよ。
「耳聞は目見に如かず」の使い方
職業体験って必要かな。
耳聞は目見に如かずというわよ。
選択肢にやりたい職業がないんだよ。
同じような仕事がなかったら、働くってどういうことか見るだけでも勉強になるわよ。
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「耳聞は目見に如かず」の例文
- 耳聞は目見に如かずと考え、生徒には座学より工場見学をさせる。
- 実験をしてみることは大事だ。耳聞は目見に如かずというから、どういう化学反応が起きるか自分の目で見るといい。
- 耳聞は目見に如かずというがテレビで見て体験したつもりになってもいけない。自分の目で実際に見ないと経験とは言えない。
- 留学経験は大きな財産になる。耳聞は目見に如かずだから行ってみるといい。
- 本でみるのと実際に見るのとでは全く違う。耳聞は目見に如かずだ。
伝聞や話には誇張や誤解が含まれることがあるけど、直接見たり体験したことは自分の真実として確信しやすいんだ。