「雀の角」の意味(語源由来)
【ことわざ】
雀の角
【読み方】
すずめのつの
【意味】
弱い者が強そうに見せても恐れるに足りないということ。恐れるに足りない武器のこと。
「雀の角」という表現は、もともと存在しない、あるいは非常に小さくて重要でないものを指すたとえだよ。
ほんなら、つまり、弱いものがどんなに武装しても恐れる必要はないってことかいな。雀に角はないから、そんなものがあったとしても大したことはないってことやね。
見た目だけでなく、本質的な価値や力が大事ってことやな。
【語源・由来】
雀に角が生えてもこわくない意から。
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「雀の角」の解説
カンタン!解説
「雀の角」というのはね、雀がもし角を生やしても、それは全然怖くないっていうことを表しているんだよ。雀はもともと小さくて弱い鳥だから、角があっても大したことはないんだね。
たとえば、学校でいつもおとなしい子がちょっと強気に出たとしても、それをすごく怖がる必要はないよね。それが「雀の角」っていうことなんだ。
このことわざは、外見やちょっとした変化だけで物事を判断しないことが大切だって教えてくれるんだよ。見た目がちょっと変わったくらいで、その本質が急に変わるわけじゃないから、冷静に見極めることが重要なんだね。
「雀の角」の使い方
健太くんが怖い顔をしても雀の角ね。
僕は刑事になれないな。
そうね。お多福とか七福神みたいな顔だもんね。
ほめられているのかな?
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「雀の角」の例文
- 刃こぼれした刀など雀の角だ。
- 弾の込められていない銃は、雀の角で恐れるに足りない。
- 弱小国なので、侵攻してきた国に雀の角と馬鹿にされている。
- 強そうなお揃いのジャージを着ても雀の角だ。弱いのはバレバレだ。
- カッターに殺傷能力はない。雀の角だ。