【ことわざ】
素引きの精兵
「素引き」は、矢をつがえずに弓を射る形で弦だけ引くこと。
【読み方】すびきのせいびょう
【意味】
理論に強いが、実戦には役に立たない者のこと。
【語源・由来】
素引きの時だけ強そうな射手に見える人の意から。
【類義語】
・畳の上の水練
・木馬の達人
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「素引きの精兵」の使い方
彼はサッカーに詳しいのよね?
素引きの精兵なんだよ。詳しいだけで、実戦では役立たずなんだ。
監督としても使えない?
机上の空論ばかりで使えないね。
「素引きの精兵」の例文
- 健太くんの空手の型はすばらしいが、素引きの精兵で実戦では弱い。
- 頭でっかちで口ばっかりの素引きの精兵だから役に立たない。
- 人の心は複雑だから彼の理論通りに動くはずもなく、彼は素引きの精兵でお荷物だ。
- 素引きの精兵と馬鹿にされないよう、実戦に対応できる能力をつける。
- 理論を知っているだけでは素引きの精兵なので、経験を積む必要がある。