「上には上がある」の意味(語源由来・類義語)

上には上がある
【読み方】
うえにはうえがある
【意味】
最高にすぐれていると思っても、さらにすぐれたものがある。うぬぼれや欲望を戒める言葉。


それを忘れずに、自慢せず、いつも謙虚に、そして努力を忘れへんことが大切ってことを教えてくれるわけやな。
【語源・由来】
程度が最も上だと思っても、広い世の中にはさらに程度が上のものがある意。
【類義語】
・上を見れば方図がない
・上に上あり下に下あり
「上には上がある」の解説
「上には上がある」っていうことわざは、たとえ自分がすごく優れていると思っても、それよりもっとすごい人や物がきっとどこかにいるよ、っていう意味なんだよ。
例えばね、サッカーで得点王になったと思っても、もっと上手な選手が世界にはいるかもしれないし、テストで1番の点数を取ったとしても、他の学校や地域ではもっと高い点数を取っている子がいるかもしれないんだ。
このことわざは、自分が一番だと思い上がったり、満足したりせず、いつも謙虚に、そしてもっと上を目指すことの大切さを教えてくれるんだよ。だから、「上には上がある」は、自分の能力を過信せず、常に成長し続けようという気持ちを忘れないように、という教訓を含んでいるんだね。
「上には上がある」の使い方




「上には上がある」の例文
- 上には上があるというでしょう。それくらいの成績で満足していてはいけないわ。
- 彼女の才能は素晴らしいと思ったけれど、上には上があるものだな。
- 最高記録を達成した次の瞬間には、その記録が塗りかえられていく。上には上があるということか。
- 上には上があるというもので、苦労して出したギネスブックの記録もすぐに塗りかえられてしまった。
- 私は会社を倒産させてしまった失敗を後悔しているが、上には上があるもので、彼はいくつもの会社を倒産させているらしい。
「上には上がある」を英語で言うと?
「上には上がある」の英語表現をご紹介します。
※英語の声:音読さん
There is always someone above you.
- 直訳:あなたの上にはいつも誰かがいる。
- 意味:どれだけ自分が優れていると思っても、それ以上に優れた人が必ずいる。
There is always someone better than you.
- 直訳:あなたより優れている誰かがいつもいる。
- 意味:どれだけ自分が優れていると思っても、それ以上に優れた人が必ずいる。























