「雲雀の口に鳴子」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
雲雀の口に鳴子
【読み方】
ひばりのくちになるこ
【意味】
よくしゃべること。
「鳴子」は、田畑を荒らす鳥を追い払うため、小さな竹筒をいくつも下げて音を出すようにしたもの。
「雲雀の口に鳴子」ということわざはね、止まることなく続くおしゃべりを表しているんだよ。
ええなあ、それは。「雲雀が口に鳴子をくわえてぺちゃくちゃ喋ってる」みたいなもんやな。おしゃべりが止まらへんってことか。鳴子みたいにガンガン言うわけや。これ、ようしゃべる人をおもしろおかしく言うための言葉やな。
おしゃべりさんのことをちょっとからかいたい時に使えそうやね。
【語源由来】
雲雀に鳴子をくわえさせたようだということから。
【類義語】
・竿の先の鈴
・笹の葉に鈴
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「雲雀の口に鳴子」の解説
カンタン!解説
「雲雀の口に鳴子」っていうことわざはね、人がずっとぶっ通しで話し続けることを表しているんだよ。雲雀っていう鳥が、口に「鳴子」っていう、田んぼや畑で鳥を怖がらせて追い払うために使う、カラカラ音がする道具をくわえているみたいに、止まらずにおしゃべりする様子を想像してみてね。
たとえば、クラスメイトが朝からずっとおしゃべりしていて、授業が始まってもずーっと話し続けてるような状況を思い浮かべてみて。先生が話しているのにも関わらず、ずっと友達と話し続けるんだ。そういう、一息つく間もなくずっと話し続ける人のことを表しているんだよ。雲雀が鳴子をくわえてるみたいに、ずっと音を立て続けることから来ているんだね。
「雲雀の口に鳴子」の使い方
隣の佐藤くんには困っちゃうよ。席替えしてくれないかな。
佐藤くん。良い人じゃないの。
雲雀の口に鳴子みたいにずっと話しかけてくるんだ。完全下校の時間になるまで、話が止まらないんだ。
ああ、佐藤くんのおしゃべりは有名だもんね。一度話し始めたら止まらない。
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「雲雀の口に鳴子」の例文
- 会議室では、まるで雲雀の口に鳴子のように、メンバーたちの議論が止まることなく続いていた。
- 教室の中が雲雀の口に鳴子となり、先生の声が生徒たちの喧騒にかき消されてしまった。
- 新年のパーティーでは、客たちの笑い声が雲雀の口に鳴子のように鳴り響き、夜通し続いた。
- 彼女のソーシャルメディアは雲雀の口に鳴子のように活発で、絶えず新しい投稿やコメントで溢れていた。
- 電車の中で子どもたちが雲雀の口に鳴子のように賑やかに話していて、静かな読書が難しい状況だった。