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【火吹竹の根は藪にあり】の意味と使い方や例文(語源由来)

火吹竹の根は藪にあり

「火吹竹の根は藪にあり」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
火吹竹の根は藪にあり

【読み方】
ひふきだけのねはやぶにあり

【意味】
もとをたどってゆくと、物事のおおもとは思わぬ所にあるものだということ。また、中心人物が意外な所にいること。

「火吹竹」は、竹筒の先に小さな穴をあけた火を吹き起こす道具。
ことわざ博士
「火吹竹の根は藪にあり」ということわざは、ふだんはあまり気にかけないようなものでも、その起源や本質をじっくり探ってみると、意外な場所にその根底があることを示しているんだ。

また、表舞台に出ないけれど、実は重要な役割を果たしている中心人物が思わぬところに隠れている、という意味もあるんだよ。

助手ねこ
なるほどなあ、それで「火吹竹の根は藪にある」ってわけやな。みんなが見逃してるようなところに、実は大事なことや人が隠れてるってことかいな。

普段目立たへんけど、実はすごい重要な役割を担ってる人やものがいるってことやね。ほんま、物事の裏にはいろいろと秘密が隠れてるもんやな。

【語源由来】
日ごろ使っている火吹竹も、もとをたどれば藪に生えていた竹であるということから。

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「火吹竹の根は藪にあり」の解説

カンタン!解説
解説

「火吹竹の根は藪にあり」っていうことわざはね、普段はあまり気にしないような小さなものや出来事でも、その起源や本当の大切な部分を探ってみると、意外なところにあるっていう意味なんだよ。

火吹竹っていうのは、中に空洞がある竹を使って火をおこすための道具のこと。火をつけるときには、その竹を使って空気を送って火を強くするんだけど、その竹の根っこは、見えない藪の中にあるってわけ。つまり、表面上は見えないけど、とても大事なものが意外な場所に隠れているっていうことを教えてくれているんだ。

例えばね、クラスでいつも目立たない子が、実はみんなを引っ張っているリーダーだったり、あるいはあまり表に出ないけど、何か大きな問題やプロジェクトの中心人物がいる場合なんかがこれにあたるんだよ。普段は目立たないけど、実はその人が大切な役割を担っていたり、物事の中心にいるっていうことを示しているんだね。

「火吹竹の根は藪にあり」の使い方

健太
なんで今回の学園祭は、こんなに盛り上がってるんだろうね?去年はこんなじゃなかったのに。
ともこ
実はね、去年と今年で大きな違いがあるんだ。火吹竹の根は藪にありって言うけど、今年の学園祭の成功の裏には、意外な人物が関わってるんだよ。
健太
え、誰なの?
ともこ
実は新しい図書委員の子なんだ。あの子、去年まで目立たなかったけど、とても組織を動かすのが上手で、色んなクラブや生徒会と上手くコミュニケーションを取って、みんなを一つにまとめたんだって。すごいわよねー。
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「火吹竹の根は藪にあり」の例文

例文
  1. 社内で起こった問題の原因を探っていたら、予想外にも部門間のコミュニケーション不足が根本にあった。まさに火吹竹の根は藪にありとはこのことだ。
  2. 新商品の開発に当たって、アイデアの源泉をたどると、なんと昔の伝統工芸からヒントを得ていたことがわかった。火吹竹の根は藪にあり、昔の技術に今日の革新が隠されていることもある。
  3. ある有名な作家の文体がどこから影響を受けたのか研究していたら、意外にも子供の頃に読んだ絵本作家が大きな影響を与えていたことが判明した。火吹竹の根は藪にありとは、影響の源は意外なところにあるものだ。
  4. 地域の伝統行事がなぜ始まったのか調べてみると、その起源は古代の信仰や生活の知恵にあった。この火吹竹の根は藪にありのように、文化の根底には時を越えた価値が隠されている。
  5. 政治的な決定がどのようにして下されるのか、そのプロセスを掘り下げたところ、表には出ないが実権を握る人物が影響を与えていることがわかった。火吹竹の根は藪にありと言えるだろう、見えないところに真の力がある。

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