「子供の喧嘩に親が出る」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【ことわざ】
子供の喧嘩に親が出る
【読み方】
こどものけんかにおやがでる
【意味】
当事者でないのに、つまらないことに口出しして、よけいなことをすること。
「子供の喧嘩に親が出る」ということわざは、直接関係ないことに口を出して、余計なことをしてしまうことを指すんだよ。
なるほどな。つまり、余計なおせっかいってことやな。ちょっとしたことに、大人がでしゃばって口を出すと、かえって事態を悪くしてしまうことがあるわけや。
関わらへん方がええ時もあるんやな。おせっかい焼きは要注意やね!
【語源・由来】
子供同士のつまらない喧嘩にそれぞれの親が干渉し、よけいにこじらせてしまうことから。
【類義語】
子供喧嘩が親喧嘩
【対義語】
・子供の喧嘩親かまわず
・童諍い大人知らず
【英語訳】
Yelping curs will raise mastiffs.
【スポンサーリンク】
「子供の喧嘩に親が出る」の解説
カンタン!解説
「子供の喧嘩に親が出る」っていう言葉はね、本当に関係ない人が、些細な問題に深入りして、結果的に問題を大きくしてしまうことを意味しているんだよ。
たとえば、二人の子供がちょっとしたことでケンカしてる時、それは大抵の場合、すぐに忘れて仲良くなるもの。でも、その子供たちの親が「うちの子をなんであんなこと言ったの?」とか「うちの子が悪いと思ってるの?」なんて言い始めたら、もともと小さな問題が大きくなってしまい、子供たちだけでなく、親同士も喧嘩することになっちゃうかもしれない。
このことわざは、自分と直接関係ない小さい問題に口を出すことで、かえって問題を大きくしてしまうことの危険性を教えてくれてるんだ。つまり、「余計なお世話はしない方がいいよ」という教えが込められてるんだね。
「子供の喧嘩に親が出る」の使い方
健太くん、その顔の傷はどうしたの?
僕の家の近所の子供二人が「家の前にバナナの皮を捨てたのはそっちだ」ってお互いに言い合っていたから止めようとしたんだけど、一人が投げたしゃもじが当たってしまったんだ。
そんな子供の喧嘩に親が出るようなことをするからよ。健太くんには関係ないでしょう?
・・・実はそうでもなくって。バナナの皮を捨てたのは僕なんです。
【スポンサーリンク】
「子供の喧嘩に親が出る」の例文
- 今回のランチ代はどちらが払うかでもめているような二人に口を出すなんて、子供の喧嘩に親が出るのと同じよ。
- みんなで話し合って解決できる問題なのに、先生が口出しするなんて、子供の喧嘩に親が出るようなものだ。
- 今日、犬の喧嘩から始まって、飼い主同士が喧嘩する場面を公園で見たんだけど、いわゆる子供の喧嘩に親が出るってやつだね。
- 学校で、一位二位を争う美女二人が、どちらが一番か火花を散らしあっていたので間に入ろうとしたが、子供の喧嘩に親が出るようなことはするなと止められた。
- 近所の子供同士が喧嘩をしているのを見かけたが、子供の喧嘩に親が出るようなことはするまいと思って通り過ぎたが、すぐ仲直りしたようでほっとした。