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【五十歩百歩】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語)

五十歩百歩

【ことわざ】
五十歩百歩

【読み方】
ごじっぽひゃっぽ

本来の読み方は「ごじっぽ」だが、今では「ごじゅっぽ」ともよむ。

【意味】
少しの違いはあることはあるが、本質的には同じことだという。

【語源・由来】
「孟子・梁恵王上」より。戦争のとき、五十歩退却した兵が百歩逃げた兵を臆病だと笑ったが、逃げたことに変わりはないことから。

【類義語】
・五十歩を以て百歩を笑う
・一寸法師の背比べ
・猿の尻笑い
・大同小異
・どんぐりの背比べ
・似たり寄ったり
・目糞鼻糞を笑う

【英語】
As good twenty as nineteen.(二十も十九も似たようなもの)

英語の声:音読さん

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「五十歩百歩」の使い方

ともこ
健太くん、今日身長をはかったでしょう?何センチだった?
健太
えーっと、161センチだったよ。
ともこ
やったー。勝ったわ。161.3センチだったのよ。
健太
そんなの五十歩百歩じゃないか。

「五十歩百歩」の例文

  1. ありがちな筋を短く曖昧にしゃべったが、 一部始終を話したところで、どうせ他人には五十歩百歩の事情である。
  2. 人を見た眼で判断してはいけないというが、才能によつて判断するというのも五十歩百歩のことである。
  3. 洋上であれば、私にとっては太平洋であろうが、パナマ沖であろが五十歩百歩なのです。
  4. 大編成のオーケストラのエネルギーを再現できぬのなら、しょせんはどのオーディオを買っても、五十歩百歩である。
  5. 各々の文化に、それぞれの癖がある点ではおたがいさま、五十歩百歩であろう。

【注意!】間違った例文

❌「あのパン屋さんのアンパンとカレーパンはどちらも美味しい。五十歩百歩だ。」

この使い方は間違い。「五十歩百歩」は、よいものを比べる時は使わないので注意。
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