「飛ぶ鳥を落とす勢い」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【ことわざ】
飛ぶ鳥を落とす勢い
【読み方】
とぶとりをおとすいきよい
【意味】
勢いが非常に盛んなようす。権力・威力などが血気盛んであることを意味する。
これは、物事を進めるときの勢いやパワーの大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源由来】
飛んでいる鳥を落とすほどに、不可能なことを可能にできる権力・威力を持っているという意味からきている。
【類義語】
・草木もなびく
・破竹の勢い
【対義語】
・飛ぶ鳥は落ちず
【英語訳】
・He was then at the zenith of his power.
・S/He is at the height of her/his popularity.
・The government party is now in such a strong position that it can do anything it wants.
「飛ぶ鳥を落とす勢い」の解説
「飛ぶ鳥を落とす勢い」という言葉はね、本当に飛んでいる鳥を落とす行為から生まれたんじゃなくて、みんなが「まさか、それは無理だろう」って思うことさえも、力強くて活気に満ちた人がやり遂げる様子を表現するために使われるんだよ。
例えば、野球の試合で、劣勢だったチームが一気に逆転して勝ってしまったとき、そのチームの選手たちは「飛ぶ鳥を落とす勢いだったね!」と言うかもしれないね。これは、そのチームがとても元気でパワフルだった、つまり「勢いがあった」っていう意味だよ。
だから、「飛ぶ鳥を落とす勢い」という言葉は、大きな目標や難題さえも力強く突き進んで解決しようとする人の様子を表しているんだね。また、この表現は、その人が持っている力や影響力、行動力がとても大きいということを示しているよ。
「飛ぶ鳥を落とす勢い」の使い方
「飛ぶ鳥を落とす勢い」の例文
- 飛ぶ鳥を落とす勢いというように、今の彼にできないことは何もない。
- あの企業は今年に入り業績を伸ばしはじめ、今では飛ぶ鳥を落とす勢いの企業として有名である。
- あの歌姫はCDの売れ行きが危ない昨今なのにも関わらず、リリースすればミリオンと、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。
- 今は飛ぶ鳥を落とす勢いがあったとしても、いつかはその力もなくなるだろう。