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「蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ
【読み方】
へびはたけのつつにいれてもまっすぐにならぬ
【意味】
生まれつき根性が曲がっている者は、真っすぐに直すことはむずかしいということ。
蛇が竹筒の中でどんなに真っすぐに押し込まれても、出したらまた曲がるやろ? それと同じで、人も元の性格に戻るってわけや。
【語源・由来】
真っすぐな竹の筒に入れても、曲がりくねっている蛇は真っすぐにはならないということから。
【類義語】
・蛇の曲がり根性(へびのまがりこんじょう)
【英語訳】
Because, it is since nature is twisted. The twisted nature is not repaired easily.
「蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ」の解説
「蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ」ということわざはね、もともとの性格や習性が曲がっているものは、どんなに環境を変えても、その本質を変えるのは難しいという意味だよ。
このことわざは、蛇が自然に曲がりくねって動く性質を持っているから、たとえ真っすぐな竹の筒に入れたとしても、蛇はその筒の中で曲がりくねったままという事実から来ているんだ。それを人間の性格や行動に例えているんだよ。
たとえば、いつもズルをしてばかりいる人がいたとするね。そんな人をどんなに立派な学校に入れたり、良い環境に置いたとしても、その人がすぐに正直な性格に変わるとは限らない、ということを教えてくれることわざなんだ。
この言葉は、性格や習慣がなかなか変わらないことの例として使われることが多いんだよ。それで、人を評価するときにはその人の根本的な性質を見ることが大切だという教えも含まれているね。
「蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ」の使い方
「蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ」の例文
- 根気よくしつけようとしていることはわかっているけれど、蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬということもあるのよ。
- 蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬというけれど、私は教師として彼のことをこれからも指導し続けようと思っています。
- 心優しく素直に育って欲しいと思っていたけれど、蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬということになってしまうなんて、夢にも思っていなかったよ。
まとめ
蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬということにならないように、素直で真っすぐな心を持てるようになりたいものですね。
これは、根本的な性質や習性が曲がっている人や物を、簡単には変えられないという教訓を表しているんだ。