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【下手の考え休むに似たり】の意味と使い方や例文(類義語・対義語・英語訳)

下手の考え休むに似たり

【ことわざ】

下手の考え休むに似たり

【読み方】

へたのかんがえやすむににたり

【意味】

よい知恵もないのにいくら考えても、時間がたつばかりで何の効果もない。

【語源・由来】

碁や将棋で、下手な人の長考は何の効果もないことから。

【類義語】
・下手な思案は休むに同じ
・下手の考え休むに如かず

【対義語】
・下手の考え休むに如かず

【英語訳】
・Mickle fails that fools think.
・It’s hard to tell a poor thinker from a sleeping one
・They to whom only bad ideas come might as well be asleep
・Poor thinking is futile
・Inadequate ideas are worse than none at all

「下手な考え休むに似たり」というのは誤りなので注意が必要です。
「下手の考え休むに如かず」は、「下手な人が何かを考えるよりも休んだ方が良い」「休むに越した事はない」という意味で、このことわざの類義語とするか対義語とするか、解釈が分かれています。

「下手の考え休むに似たり」の使い方

健太
ちょっと待ってくれ、もう少しで良い手が閃くはずだから。
ともこ
下手の考え休むに似たりというものよ。そろそろ降参したらどうかしら。
健太
ちくしょう、そんなことを言われてはやすやすと引き下がるわけにはいかないよ。
ともこ
そもそも私に将棋で勝とうなんて、100年早いわ。

「下手の考え休むに似たり」の例文

  1. 下手の考え休むに似たりというのだから、そうずっと考え込む前に行動を起こしてみてはどうかね。
  2. 下手の考え休むに似たりと言われたが、もう少し考えさせて欲しい。
  3. 下手の考え休むに似たりという言葉通り、彼は長考の間なんとか気持ちを立て直していた。
  4. 下手の考え休むに似たりと言われ、頭に来た僕はすぐ攻撃した。

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