「屁を放って尻窄める」の意味(語源由来・英語訳)
【ことわざ】
屁を放って尻窄める
【読み方】
へをひってしりすぼめる
【意味】
失敗をしたあとで、取りつくろったり、誤魔化そうとしたりすることのたとえ。
このことわざ、後手後手に回ってるのがアカンって教えてくれてる言葉やね。
【語源・由来】
「江戸いろはかるた」のひとつ。
人前でおならをしてしまってから、おならが出ないように尻を窄めることから。
「屁をこいて尻を窄める」「屁ひって後の尻窄め」「屁をひって尻つぼめ」ともいう。
【英語訳】
After death,the doctor.
It is hiding confusedly or patching up, after going.
地域により特色がある。
江戸のほかに、上方(京都)、大阪、尾張などがある。
「屁を放って尻窄める」の解説
「屁を放って尻窄める」ということわざは、おならをした後で尻をすぼめることから来ているんだよ。これは、何か間違いや失敗をしてしまった後で、あわててそれを隠そうとしたり、誤魔化そうとする行動を指して使われるんだ。
たとえば、誰かがうっかり失敗をしてしまったときに、それを隠そうとしてもうまくいかないことがあるよね。このことわざはそういう状況を面白おかしく表現しているんだ。おならをしてしまった後に尻をすぼめても、もう遅いんだよね。おならの音や匂いはすでに出てしまっているから、尻をすぼめるのは無意味だということを教えているんだ。
これは、一度起きてしまったことは取り返しがつかないということや、失敗を隠そうとしても事態をさらに悪化させることがあるから、最初から正直になることが大切だという教えも含んでいるんだよ。
「屁を放って尻窄める」の使い方
「屁を放って尻窄める」の例文
- 彼は今さら体裁を繕おうとしても、屁を放って尻窄めだよ。
- あれだけの失言をしたのに、今になって弁解しても、屁を放って尻窄めるだ。
- 今になって謝罪文を送ってきても、屁を放って尻窄めにしかならないよ。
- もっと考えてから行動すべきだったと思わないのか。今さら謝っても、屁を放って尻窄めにしかならないだろう。
- こんな騒ぎになってから、謝罪の場を設けても、屁を放って尻窄めることにしかならないよ。
まとめ
失敗してしまったときには、屁を放って尻窄めるということをせずに、しっかりと謝ることが大切なのではないでしょうか。
そして、次に同じ失敗をくり返さないように注意したいものですね。
これは、何かミスをしてしまった後で、慌てて事態を取り繕おうとする様子を表すたとえなんだよ。