【ことわざ】
過ちは好む所にあり
【読み方】
あやまちはこのむところにあり
【意味】
好きな事や得意な事をしている時に失敗しやすいという戒め。
【語源・由来】
「淮南子」の「夫れ善く游ぐ者は溺れ、善く騎る者は堕つ。各々その好む所を以て反って自ら禍を為す」
【類義語】
・好きな事には騙され易い
・河童の川流れ
・弘法にも筆の誤り
・猿も木から落ちる
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「過ちは好む所にあり」の使い方
健太くん。ここ間違えているわよ。
間違えるわけがなよ。僕は算盤十段だよ。
過ちは好む所にありというのよ。
本当に間違えている。得意な事は、得意だからこそ確認を怠りがちだよね。
「過ちは好む所にあり」の例文
- 過ちは好む所にありというから、油断は禁物だ。
- 好きなことこそ気を引き締めよう。過ちは好む所にありという。
- まさかはプロにも起こりうると考えながらやらないと。過ちは好む所にありっていうじゃない。
- 熟練だから失敗はないと過信していたら、過ちは好む所にありのように失敗をするものだ。
- 慣れこそがミスのもとともいう。過ちは好む所にありをしっかり心に留めて取り組むべきだ。