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【平気の平左】の意味と使い方や例文(語源由来)

平気の平左

「平気の平左」の意味(語源由来)

意味
【ことわざ】
平気の平左

【読み方】
へいきのへいざ

【意味】
何が起きようと少しも気にせず落ち着いていること。

ことわざ博士
「平気の平左」という言葉は、「平気の平左衛門」というフルネームから来ているんだ。これは特に何も心配していない、全く動じない様子を表現するために、人名風に語呂を合わせて言ったものなんだよ。

日本では昔からこうした言葉遊びが好まれてきたんだね。

助手ねこ
ああ、なるほどな。つまり「ぜんぜん平気や」という感じで、何も心配なくて、すごく落ち着いてる状態を言うんやな。

人の名前みたいにして言うから、聞く方も覚えやすいし、面白く感じるわけや。こういうのを使って、何事も動じへん様子をおもろく表現してるんやね。

【語源・由来】
「平気の平左衛門」の略。平気であることを人名めかしていった語。

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「平気の平左」の解説

カンタン!解説
解説

「平気の平左」という言葉は、「平気の平左衛門」から来ている表現で、特に何も心配や不安がない状態、または何事にも動じない様子を指す言葉だよ。元々は人名のように聞こえるけれど、実際には語呂合わせで作られた架空の名前を使って、非常に冷静で何も気にしない様子を表現しているんだ。

この表現は、誰かがとても落ち着いていて、どんな困難やプレッシャーの状況でも平然としている時に使われることが多いよ。例えば、大きな試験の前でも全く緊張していない人や、緊急事態にも動じない人の様子を形容するのに使うことができるね。

「平気の孫左衛門」というバリエーションもあって、これも同じく冷静さや動じなさを表す際に使われる表現だよ。どちらも、どんな状況でも平常心を保つことの大切さや、そのような態度を持つ人の価値を評価する際に役立つ言葉だね。

「平気の平左」の使い方

健太
うちで飼っている小鳥をベランダに出して置いたら、猫が鳥かごをにらんで狙っていたんだよ。
ともこ
まあ、こわい。小鳥は無事だったの?
健太
うん。小鳥は平気の平左で機嫌よくさえずっていたよ。猫の方があわてていたくらいでね、僕に気が付いて急いで逃げて行ってしまったんだよ。
ともこ
すごいわね。大物ね。
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「平気の平左」の例文

例文
  1. 健太くんならばきっと、周りからなんと非難されようとも平気の平左だろうなあ。
  2. こんな高いところから海に飛び込むなんて僕には出来ないけれども、この辺の子供たちは、どんなに小さくても平気の平左でやってのける。
  3. 彼は、平気の平左で嘘をつくから簡単に信用しないほうが良いですよ。
  4. 彼は、大企業のご子息だから、就職が決まらなくても自分の親の会社に入ればいいんだから、平気の平左だと思うよ。
  5. 病気になったって、僕は平気の平左だ、心配しなくてもすぐに治してみせるよ。




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