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【兵は神速を尊ぶ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

兵は神速を尊ぶ

【ことわざ】

兵は神速を尊ぶ

【読み方】

へいはしんそくをたっとぶ

【意味】

戦争は一瞬の遅れが運命を左右するものだから、速く攻撃することが最も重要であるという事。
戦いは迅速果敢に軍隊を動かすことが何よりも大事であるという事。

【語源・由来】

「神速」は神業のようにきわめて速いこと。

【出典】

中国西晋代の官僚・陳寿により記された歴史書『三国志魏書・郭嘉伝』にある記述から。

【類義語】
・兵は拙速を聞く
・兵は神速を貴ぶ

【英語訳】
・Soldiers honor the Godspeed

このことわざに類似した孫子の言葉として「兵は拙速を聞くが、未だ巧久を睹ず(戦争で多少作戦がまずくとも短期決戦で勝利する話は聞くが、長期戦で勝ったという例は聞いたことがない)」があります。孫子の兵法を学んだ曹操とその参謀である郭嘉の会話からこのことわざが生まれたと考えられています。
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「兵は神速を尊ぶ」の使い方

健太
僕の趣味はスポーツ観戦なんだ。特に最近は好きなサッカーチームが出来て、それを応援しているんだ。
ともこ
そうなんだ、素敵な趣味ね。ちなみに君はどうしてそのチームを応援するようになったの?
健太
兵は神速を尊ぶというだろう。このチームはとにかく速攻が売りなんだよ。見ていてとても興奮するんだ。
ともこ
なるほどね。そのチームの試合なら展開が早くて、退屈せずに楽しめそうね。

「兵は神速を尊ぶ」の例文

  1. 兵は神速を尊ぶを地でいく我が軍隊を、なめてもらっては困るよ。
  2. 兵は神速を尊ぶというように、何事もスピードが大事だということを彼は私に教えてくれました。
  3. 兵は神速を尊ぶという言葉を、彼らのチームは我々に見せつけてきた。こちらが考える間もなく攻めてきた。
  4. 兵は神速を尊ぶといえど、思いつきだけで行動してはダメだ。一度作戦会議をさせて欲しい。

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