「茨に棘あり」の意味(語源由来)
【ことわざ】
茨に棘あり
【読み方】
いばらにとげあり
【意味】
美しいものには恐ろしいものが隠れているということ。
「茨に棘あり」ということわざは、表面が美しいものには、見えない危険や問題が隠れている可能性があるという意味を込めているんだよ。
そうかいな。これは、「見た目がきれいでも、中には危険なものが隠れているかもしれへん」ってことやな。見た目だけでなく、中身もしっかりと確かめることが大事やな。
キレイな茨の花も、近寄りすぎるとトゲに刺されるかもしれへんからな。これは、物事の表面だけでなく、本質もちゃんと見ることを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
美しい茨の花にとげがあることから。
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「茨に棘あり」の解説
カンタン!解説
「茨に棘あり」っていうことわざは、見た目が美しいものや魅力的に見えるものの中には、実は危険なものや厄介なものが隠れていることを教えてくれる言葉だよ。
たとえば、茨の花はとってもきれいだけど、その茎には痛い棘があるよね。それと同じように、見た目がきらびやかで魅力的なものや、すごく楽しそうなことにも、予想外の困難やリスクがあることが多いんだ。
例えば、人気のある芸能人のように、パッと見て素晴らしく見える人生でも、実は裏で大変な努力をしていたり、プライバシーがなくて大変だったりすることをこのことわざは教えてくれるんだよ。だから、「茨に棘あり」は、「全てが見た目通りではないよ、きれいなものや楽しそうなものの裏には大変なこともあるから、注意してね」っていう意味なんだよね。
「茨に棘あり」の使い方
ともこちゃんは毒舌だよね。
そんなことをいう健太くんは、お腹を壊して一週間くらい学校を休めばいい。
顔はきれいなのに茨に棘ありだよ。
其れって褒めてるの?けなしてるの?
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「茨に棘あり」の例文
- 美人は茨に棘ありというから注意した方が良い。
- 茨に棘ありというが、彼女の美しさに騙されそうになった。
- 彼女の美貌の裏に隠された本性はとても恐ろしく、茨に棘ありだった。
- 美しい人ほど茨に棘ありというから、何が隠されているか分からない。
- ともこちゃんはきれいだから茨に棘ありだぞと周囲から警告されていたが、彼女は心も花のような人だった。