「一場の春夢」の意味(語源由来)
【ことわざ】
一場の春夢
【読み方】
いちじょうのしゅんむ
【意味】
人生の栄華が極めてはかなく消えてしまうことのたとえ。
「一場」は、その場限り、ほんのわずかの間。
「一場の春夢」ということわざは、一瞬で消えてしまうことや、非常に儚い事象を指す表現だよ。
そうかいな、それは「一瞬で終わってしまうこと」や「とてもはかないこと」を示してるんやな。
春の夢みたいに、さっと消えてしまうことのたとえなんや。これは、何事も一時的やってことと、大事なものほどあっという間に終わってしまうかもしれへんてことを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
「侯鯖録」から。一時だけの短い春の夜に見る夢の意から。
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「一場の春夢」の解説
カンタン!解説
「一場の春夢」っていうことわざはね、一瞬で消えてしまうもの、非常にはかない、つまり短い期間しか続かないものを表す言葉なんだよ。
たとえばね、すごく楽しい夢を見て、でも目が覚めたらそれはすぐに終わってしまった、そんな感じだよ。それは一瞬で終わってしまう、すごく短い時間だけの出来事を指すんだ。
だから、「一場の春夢」っていうことわざは、「その場限りで消えてしまうこと」や「非常に短い期間しか続かないこと」を表しているんだよ。だから、すごく楽しいことや幸せなことでも、それが一瞬で終わってしまうかもしれないから、大切な瞬間を大切にしないといけないんだよ。
「一場の春夢」の使い方
あの企業が倒産したね。
一場の春夢だったわね。
もっと長く続くかと思ったんだけどな。
経営能力がなかったんでしょうね。
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「一場の春夢」の例文
- 社長の座を一週間で後輩に奪われ、一場の春夢だった。
- 人生なんて一場の春夢だ。地球の歴史の長さから考えればもっと短くはかない。
- 地位も名誉も一場の春夢。必死にしがみつくものではない。
- 明智光秀の天下は一場の春夢だった。
- 一場の春夢とならないよう、社員一丸となって暖簾を守っていく。