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【一を知りて二を知らず】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語)

一を知りて二を知らず

「一を知りて二を知らず」の意味(語源由来・出典・類義語・対義語)

意味【ことわざ】
一を知りて二を知らず

【読み方】
いちをしりてにをしらず

【意味】
知識が浅く応用力がないこと。

ことわざ博士
「一を知りて二を知らず」ということわざは、一つのことを知っていても、それを応用するための知識や見識が足りず、より深い理解や知識を持っていないことを意味しているんだ。
助手ねこ
なるほど、つまり、「一つのことは知ってるけど、それを応用するための幅広い知識や見識が足りず、深い理解ができない」ってことやな。

一部分だけを知っていても、その知識を広げたり応用したりすることができないと、知識や見識が限定的になってしまうってことやな。深く広い知識を身につけることで、よりよい応用力を持つことが大切やな。

【語源・由来】
孔子が子貢に言った言葉から。一面だけを知り他方を知らない意から。

【出典】
荘子そうじ

【類義語】
・井の中の蛙大海を知らず

【対義語】
・一を聞いて十を知る

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「一を知りて二を知らず」の解説

カンタン!解説
解説

「一を知りて二を知らず」っていうことわざはね、ある事物や概念の一つだけを知っていて、他の側面や関連する要素を知らない状態のことを指しているんだよ。

例えば、ある科目の基礎的な知識だけを学んでいて、それに関連する応用や発展的な概念を知らない場合を考えてみよう。たとえば、数学の場合、足し算や引き算だけを知っていて、掛け算や割り算の概念を知らないとすると、数学的な知識や応用力は限られてしまうんだ。

このことわざは、知識や見識が狭く、応用力が弱い状態を表しているんだね。物事の一方面だけを知っていると、全体を把握したり、問題解決したりする能力が制限されてしまうんだよ。

だから、「一を知りて二を知らず」っていうのは、知識や見識が限定的で、他の側面や関連する要素を知らない状態のことを指しているんだね。大切なのは、広い視野で学び、多様な知識や経験を積み重ねていくことなんだよ。そうすることで、より深く理解し、応用力を高めることができるんだ。

「一を知りて二を知らず」の使い方

健太
テレビのMCってすごいよね。
ともこ
色んなことを知っていて、それを応用する力がないとだめね。
健太
一を知りて二を知らずな僕じゃ無理だね。
ともこ
そうね。変な間ができて放送事故になってしまうわね。
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「一を知りて二を知らず」の例文

例文
  1. 受験のための詰め込み式の勉強のせいで、一を知りて二を知らずという若者が多い。
  2. 健太くんはインターネットで多くの知識を得ているが、浅く広く、一を知りて二を知らずだ。
  3. 一を知りて二を知らずという人間は即戦力にはならない。
  4. 今年の新入社員は一を知りて二を知らずで、指示を待ち指示をこなすことしかできない。
  5. 知った気になって一を知りて二を知らずだったことを反省し、人と関わり経験を積み応用力を付ける。

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