【ことわざ】
言いたいことは明日言え
【読み方】
いいたいことはあすいえ
【意味】
言いたいことがあったら、すぐ口に出さずに、一晩じっくり考えてから口にした方が、失言せずにすむという事。
【語源・由来】
何か気に入らないようなことがあったとしても、思いついたその場で言うのではなく、 一晩じっくりと考えて、どうしても言いたいのであれば、次の日に言ったほうが、 失言したり、相手を傷つけることもないということから。特に、腹を立てたり 感情的になったりした時の注を促す言葉。
【類義語】
・月日変われば気も変わる
・腹の立つことは明日言え
【対義語】
ー
【英語訳】
Think twice before you speak.
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「言いたいことは明日言え」の使い方

ああー、腹が立つ。あいつにぜひ言ってやりたい。

健太くん。言いたいことは明日言えという言葉があるように、怒りに任せて発言しないほうが良いわ。一晩経って、それでも言った方が二人の関係にとって良いと思うならば、言ったほうが良いわ。

それもそうだね。なんだか馬鹿らしくなってきたよ。もういいや。怒ったらお腹がすいたよ。牛丼食べに行かない?

いいわね。いきましょう。
「言いたいことは明日言え」の例文
- 言いたいことは明日言えと言うが、だから、迅速な対応を求められる政治家は失言が多いのか。
- 言いたいことは山ほどあるけれど、言いたいことは明日言えという言葉があるから、怒りが収まったらまた会いに来る。
- 納得がいかないけれども、今、言い返しても不毛な論争にしかならない気がするし、言いたいことは明日言えとも言うから、落ち着いてから出直すことにする。
- 言いたいことは明日言えという言葉を守ればよかったのに、怒りに任せて要らないことまで言ってしまった。
- 言いたいことは明日言えという言葉があるように、今、課長に直談判しても無駄だから、出直せ。