「年寄りは家の宝」の意味(類義語・対義語・英語訳)
【ことわざ】
年寄りは家の宝
【読み方】
としよりはいえのたから
【意味】
経験の豊かな年寄りは何でもよく知っているため、宝物のような存在だという事。そのため、大切にするべきであるという事。
なるほどなぁ、それはええことわざやな。つまり、「年をとった人々は、その経験や知恵で、家族や社会にとって大切な宝物みたいなもんや」ってことやな。年をとるってことは、いろんなことを知ってるってことやからな。
その経験や知恵を大事にすることが、家族や社会にとってもええことやってことやね。年寄りを大事にする心が大切やな。
【類義語】
・年寄のある家には落度がない
【対義語】
・年寄と仏壇は置き所がない
・持仏堂と年寄は置き所無し
【英語訳】
・Old person is treasure of the houses.
・The elderly person is valuable at home.
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「年寄りは家の宝」の解説
カンタン!解説
「年寄りは家の宝」ということわざは、年を取った人々が豊富な経験と知識を持っていることを大切にすべきだという意味を持っているんだよ。
例えば、おじいちゃんやおばあちゃんは長い人生を経て、たくさんの知恵や話を持っているんだね。家族の中で、彼らの経験から学ぶことはたくさんあるよ。これが「年寄りは家の宝」の例なんだ。
このことわざは、「年を取った人々は、その経験や知識が家族にとってとても価値のあるものであり、それを大切にすべきだ」と教えているんだね。年寄りが持っている経験や教えは、家族にとって宝物のようなものだっていう意味があるんだよ。だから、年寄りの話を聞くことは、家族にとってとても貴重なことなんだね。
「年寄りは家の宝」の使い方
先日、僕のおじいちゃんが還暦を迎えて、お祝いをしたんだ。
それはめでたいわね。君は昔からおじいちゃんっ子だと言っていたものね。
そうなんだよ。昔から色んな事を教えてくれて、本当に尊敬できる人なんだ。
まさに、年寄りは家の宝だね。そんな高齢者にわたしもなりたいわ。
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「年寄りは家の宝」の例文
- 祖母から戦争の話を聞くたびに、年寄りは家の宝だと思う。
- この辺りの土地柄は父よりも祖父の方が詳しい。年寄りは家の宝である。
- 年寄りは家の宝なのだから、君も祖父母を大切にして労るべきだと思うよ。
お年寄りを敬うこのことわざから連想されるのが、「敬老の日」ですね。敬老の日とは、9月第3月曜日にある国民の祝日のひとつです。『国民の祝日に関する法律・第2条』のなかで「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としていると記されています。兵庫県多可郡野間谷村にて、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という目的のもと、1947年の(農閑期で日柄の良い)9月15日に村主催の「敬老会」を開催したのが「敬老の日」の始まりであるとされています。まさに、「年寄りは家の宝」とされていたわけです。
これは、年を重ねた人々が家庭や社会にとって非常に貴重な存在であるという意味を持っているんだ。