「いい後は悪い」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
いい後は悪い
「良い後は悪い」ともいう。
「悪い後はいい」と続けて、吉凶・禍福が循環しやすいことをいう。
【読み方】いいあとはわるい
【意味】
良いことの後は悪いことが起こることが多い。
あー、それは「うまくいってるときに気をつけなあかん」ってことやな。
良いことが続いてるときは、ちょっと調子に乗ってしまいがちやけど、その後に何か悪いことが起こることもあるから、いつも油断せずに注意深くあらねばならへんってことやな。
【類義語】
・一の裏は六
・禍福は糾える縄の如し
・大漁の明日
・楽あれば苦あり
【対義語】
・悪い後は良い
・憂えあれば喜びあり
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「いい後は悪い」の解説
カンタン!解説
「いい後は悪い」っていうことわざはね、すごくいいことがあった後には、ついつい悪いことが起こることが多いから、つまり、調子に乗って油断しないように、っていう意味なんだよ。
例えばね、テストで満点を取った後、うれしくて勉強をサボってしまって、次のテストで点数が下がってしまった、みたいなことを言うんだ。
つまり、「いい後は悪い」っていうのは、「うまくいった後は気を引き締めて、自分をしっかりコントロールしないと、逆にトラブルが起きやすいよ」という教訓を教えているんだね。
「いい後は悪い」の使い方
僕は世界一幸せな子だ。
いい後は悪いというわ。何が起こるか分からないわよ。
注意するよ。あっ。財布がないぞ。
早速悪いことが起き始めたわね。
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「いい後は悪い」の例文
- いい後は悪いというから調子に乗らないようにする。
- いい後は悪いという。つまり悪いことは長くは続かないということだ。
- 前向きであれば運が向いて来るものだ。いい後は悪い、悪い後はいい、禍福は糾える縄の如しだ。
- 人生を生きるにはいい後は悪いという心構えが大事だ。
- くじ引きに当たった後鳥にふんを落とされ、いい後は悪いとは本当だ。
つまり、良いことがあったからと言って調子に乗りすぎないように注意を促す意味があるんだよ。